story29 ページ29
黄「烏野バレー部の人っスよね?
本当に高校生なんスか(笑)?」
貴「ちょっ...涼太?!」
涼太にしてはめずらしく...
突っかかるような言い方で旭さんにそう言った。
東「あ〜いいよいいよ!
よくそう言われるからね。
東峰旭、高三だ」
黄「高三...センパイっスか...
もう呼び捨てで呼んでるんスね。
随分仲良いみたいで」
東「そうだね。
まぁ毎日一緒にいれば仲良くなるしな!」
黄「毎日...っスか
悪いんスけどA貸してくれないっスか?」
貴「えっ?」
東「...あ...うん。
ちょっと大地に確認してくる」
旭さんが大地さんの元に走って行く。
貴「涼太...部活は?」
黄「オレはもう上がっていいって」
貴「そっか...足大丈夫...?」
黄「うん。全然大丈夫っスよ。
でも...Aがいなかったら無理してた。
サンキューな。」
涼太と2人で話すなんて当たり前だったのに
今は...久しぶりすぎて少し気まずい。
東「A!大地に許可もらったよ。
19時に飯だからそれまでにはホテルに戻るようにって。
俺、後で迎えに来るよ」
黄「必要ないっス。
オレがちゃんとホテルまで送るっスから」
何...?涼太...
何でそんなに旭さんに突っかかる言い方するの?
旭さんも...いつもと違う...
鋭い視線で涼太を見てる。
東「...そうか。
じゃあ...後でホテルでな。
黄瀬...またな!」
貴「旭さん、すみません...。
時間には必ず戻ります!」
東「おう!じゃーまた後で!」
旭さんがみんなの元に戻って行く。
私は旭さんの背中を見送った。
黄「A、アイツ好き?」
貴「えっ...?」
黄「イヤ...なんでもないっス」
旭さんにしろ...
涼太にしろ...
何でそんな事聞くの??
私...顔に出してる?
” ギュッ ”
えっ...ちょっ...
貴「りょ...涼太?」
私、今...涼太に抱きしめられてるよね?!
黄「オレさ...やっと分かったっス」
貴「な、何を?」
黄「Aにはずっとオレが必要だと思ってた。
けどAはオレがいなくても全然大丈夫で...
ちゃんと烏野バレー部のマネージャーやってて。
逆だったっス。
Aが必要だったのはオレだ。
Aがいなきゃ...オレ何も出来ないんスよ。
何で...オレから離れてったんスか...」
涼太と離れたのは...
大好きな涼太を振り向かせるための
私なりの” 恋の作戦 ” だった。
貴「涼太の言う...私が必要って...
どうゆう意味で?
マネージャーとして?幼なじみとして...」
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7nana23(プロフ) - 雪だるまさん» アドバイスありがとうございます(´;ω;`)次からはもう少し説明つけて分かりやすくなるように努力します(><) (2018年5月18日 16時) (レス) id: 6aff11dccc (このIDを非表示/違反報告)
雪だるま - 設定ごっちゃですね!!説明つけて貰えると、さらに良くなると思います!! (2018年5月3日 21時) (レス) id: 9c5c3e2020 (このIDを非表示/違反報告)
7nana23(プロフ) - 夜桜さん» 毎度ありがとうぅぅ(о´∀`о)最後の最後まで落ちに悩みましたぁぁ(>_<)黄瀬君ともくっつかせたかった(>_<)(笑)これからも応援よろしくお願いします(о´∀`о) (2018年1月26日 12時) (レス) id: 6aff11dccc (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 完結おめでとうございます!途中から夢主ちゃんがどっちにするか気になって気になって…夜もねって眠れませんでした!今回もとても良い作品でした!これからも頑張って下さい! (2018年1月25日 23時) (レス) id: bebf9be0ae (このIDを非表示/違反報告)
7nana23(プロフ) - そよかさん» わぁー^_^コメントありがとうございます!!!旭さんも黄瀬くんも好きで(>_<)今後の展開に悩みます〜(>_<) (2017年12月13日 12時) (レス) id: 6aff11dccc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:7nana23 | 作成日時:2017年8月9日 11時