story42 ページ42
今は...私の気持ちが分からない...
木「...今は黄瀬の事好きじゃねーのか？」
こう見えて光兄は結構鋭い。
昔から光兄にはいろいろ気付かれる事があった。
貴「...分からない。
涼太がずっと大好きで...だから離れてみようって...
烏野高校に行ったのに...」
私は光兄に正直に今の自分の気持ちを話した。
木「そっかぁ〜...でもな！
それ当たり前の事なんじゃねーか？
新しい環境に行きゃ新しい気持ちだって生まれてくる
そりゃーずっと一人の人を想えるくらい愛せりゃいいけど
新しい出会いっつーのも大事だ！！
俺が今一つ言えることは後悔しねーように
自分に正直な気持ちでぶつかれって事だけだ」
青峰君と同じようなことを言った光兄。
そうだよね...後悔したら意味はない。
後悔しないように...ちゃんと自分の気持ちに正直になることが一番。
貴「うん、ありがと光兄！！」
木「別にいいって事よ〜！！
たまには遊びに来いよ東京！！！」
貴「うんッ！！次は烏野負けないから！！」
木「おうっ！！楽しみにしてるぞぉ〜！！」
光兄と別れて急いでみんなの元に戻った。
貴「大地さん！お待たせしちゃってすみませんッ！」
澤「もういいのか〜？」
貴「はいッ！大丈夫です。ありがとうございました！！」
私たちは有意義な強化合宿を終え...バスで烏野に戻った。
帰りのバスではみんなぐっすり。
そりゃそうだよね...休みなくずっと動き回ってたんだもんね。
隣には旭さんが気持ちよさそうに眠っている。
エースって傍から見れば憧れるしかっこいい。
だけど...エースが抱えるプレッシャーと責任感って半端ないものだと思う。
だからこそ...涼太のようにケガをしたって無理をする。
だからこそ...旭さんのように心から強くならなきゃいけない。
そんな想いで戦っているんだよね...
私もそっと目を閉じて背もたれに寄り掛かる。
" ギュッ "
えっ...旭さん...？
私は閉じた目を開け...旭さんの方を見る。
旭さんは目を閉じたまま...
私の手をしっかり握っている。
旭さんの手の温もりを感じながら...
私はもう一度目を閉じ眠りについた。
東京に住んでる方が断然長いのに烏野に着くと不思議と落ち着く。
東「ありがとな」
旭さんはそう一言だけ言って
私の頭を" ポンポン "し握っていた手を離した。
まだ左手に残っている旭さんの温もり...
私...
気づいちゃった...
今の私の...本当の気持ち...
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 83人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
7nana23(プロフ) - 雪だるまさん» アドバイスありがとうございます(´；ω；`)次からはもう少し説明つけて分かりやすくなるように努力します(＞＜) (2018年5月18日 16時) (
レス) id: 6aff11dccc (このIDを非表示/違反報告)
雪だるま - 設定ごっちゃですね！！説明つけて貰えると、さらに良くなると思います！！ (2018年5月3日 21時) (レス) id: 9c5c3e2020 (このIDを非表示/違反報告)
7nana23(プロフ) - 夜桜さん» 毎度ありがとうぅぅ(о´∀`о)最後の最後まで落ちに悩みましたぁぁ(>_<)黄瀬君ともくっつかせたかった(>_<)（笑）これからも応援よろしくお願いします(о´∀`о) (2018年1月26日 12時) (レス) id: 6aff11dccc (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 完結おめでとうございます！途中から夢主ちゃんがどっちにするか気になって気になって…夜もねって眠れませんでした！今回もとても良い作品でした！これからも頑張って下さい！ (2018年1月25日 23時) (レス) id: bebf9be0ae (このIDを非表示/違反報告)
7nana23(プロフ) - そよかさん» わぁー^_^コメントありがとうございます！！！旭さんも黄瀬くんも好きで(>_<)今後の展開に悩みます〜(>_<) (2017年12月13日 12時) (レス) id: 6aff11dccc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：7nana23 | 作成日時：2017年8月9日 11時
