【HQ】クール系美少女、今日からぶりっ子始めます。

19.結萌ちゃんが諦めるわけないかぁ ページ23

あれから3日、1回も結萌ちゃんは部活に来ていない









そのお陰で私の好感度はぐんぐん上がってく









もうほとんどの人と喋ったし









貴「結萌ちゃん今日も来ないのかなぁ？」









ポツリと呟いてみる








別に本心でもう来ないなんて思ってない。





それより、潰しに来ると確信してる









及「来ないよ、てか、来れないよ。なんでそんなに蒼空が好きなの？」









来れない とは あんな事言われて来れるわけないって事だろう









貴「言ったじゃないですかぁ、蒼空ちゃんがいないと仕事大変なんですぅ」









及川さんは顔をしかめる









及「……分かんないなぁ」









不思議なものを見るような目で見てくる









貴「あっ！及川さん！今日だけ手伝ってくださいっ」









手を握る









及「いいよ、行こっか。」









所詮、私は美少女







ドキってしない訳ないか









それからは、2人で話してから水道へ向かった









その途中、だんだん広角が上がってくるのを必死で抑える。









＿＿＿知ってるよ。見てることくらい。









蒼「ほら、あの子。ほんとウザイわぁ


モブのくせに調子のンなよ」









私に対する陰口が丸聞こえ









西「こわーい。(笑)分かってるよ。潰せばいいんでしょ？」









……ん？潰す？









初めて聞く声……









蒼「そ。分かってるならいいの。


で、どんな方法で？アイツ結構厄介よ」









厄介っていうか、結萌ちゃんが平凡なだけじゃない？









典型的な事しかしないじゃん









でも、あの平手打ちは結構痛かった









なんて、結萌ちゃんの行動を思い出す









西「そんなの決まってんじゃん








公開処刑♡」









"公開処刑"この言葉を聞いた瞬間









ザワッと鳥肌が立つ様な感覚に襲われた









蒼「ふーん、じゃあ、宜しくね」









西「フフッ……了解､了解♪任せてよ♡」









結萌ちゃんと一緒にいる子は誰だろう









それより、公開処刑って？









及「どしたの？気持ち悪いくらいニヤニヤしてるけど」









貴「なにそれ、ひどーい！！」









ヤバイ。








チョー楽しみすぎる。

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