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メイク「 Aさん………。
事務所の社長さんから電話よ。」
え、わたし?
「 あ、はい。」
電話を借り、耳に当てると
電話なのに変に緊張する。
「 ヨボセヨ。」
社長「 あぁ、Aさん。
仕事中に悪いね。」
久々の社長さんの声。
うわぁ、何だろう。
何かやらかした?
そう考えてると
社長「 今から事務所の会議室に来れないか? 」
そう聞かれた。
何故か、心臓がバクバクする。
こんなの初めてだし。
「 今から…、ですか? 」
社長「 そんなに時間は取らないよ。
大丈夫そうか? 」
大丈夫じゃないなんて言えないし。
でも、今抜けたら先輩達に全部、頼むなんて恐れ多いし。
社長「 忙しいそうだね。
じゃ、悪いが、電話で話すよ。」
「 あ、すみません!
ありがとうございます。」
そう言うと
ハァと一瞬ため息のようなものが聞こえた。
深刻な事?
社長「 実は……、君と防弾少年団のパクジミンが出来てるって噂を聞いたんだが………
別に嘘とは分かってるから…責めはしない。」
「 ……………え。」
一瞬にして頭が真っ白になった。
社長「 ………嘘、だよな?
君はそんな事するような人じゃないよな? 」
………………どうしよう。
「 …………すみません。」
そう言うと電話の向こうから
バァンッッッと机を叩くような音がした。
「 社長、本当にすみません。
でも……、出来てはないんです!!
ただ…… 」
社長「 ただ……? 」
「 私が………
勝手に好きになってしまって
そのせいで親密な関係に見えたのかも知れません。」
こんな嘘をつくことしか
頭が回らなかった。
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リィーナ(プロフ) - あみさん» ありがとうございますm(*_ _)m更新が遅いことがありますがよろしくお願いしますm(*_ _)m (2017年9月16日 7時) (レス) id: a797779394 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - この小説好きです!続き楽しみにしてます(´∀`*) (2017年9月16日 2時) (レス) id: b2c3beebfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りぃーな | 作成日時:2017年7月26日 23時