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「ウォヌや〜。」
今日もあいてる、彼女の席を素通りしてウォヌのとこに行く。
「…ジュニ、どうしたの。」
スマホゲームから目を離さないから呆れたけど、昨日の事を話そうと思ってた。
「昨日、先生に頼まれてAさんのとこ行ったんだよ。」
スマホから顔を上げた。
「…ウォヌ。…ゲームオーバーだけど。」
それでもスマホに目をやる事なく、それで？って聞き返してくる。
なんか……怒らせちゃった？
「…あ、その…ウォヌも来てくれたら喜ぶんじゃないかなって思って…。」
「元カレ来て喜ぶ人なんていないと思うけどな。」
「行かない？」
って聞いたら、うんって言われちゃった。
「でも…ジュニ行ってやれば？」
「俺？」
「うん。」
なんでかは言ってくれなかった。
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作者名：エギのなめこ | 作成日時：2020年6月10日 23時
