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わざわざオンマのお迎えですか…。
急にミンギュって何事？
ていうか、どこから聞いて……。
「A。何やってんの。」
「…ハオとデート。」
はぁってまたため息をついてから、続ける。
「じゃあ、俺ともデートしよ。」
「？どこに。」
「おうちデート。」
「え？」
その内に、ミンギュが机の上の資料を丸ごとバックに詰め込んで、座っていた私の腕を引く。
「ほら、立って。」
「ちょっと！」
ハオの方を向けば、また優しく微笑まれて。
「いってらっしゃい。」
って手を振られた。
腕を引かれている中、私がハオに向けてごめんね、って言った言葉は届かなかったかもしれない。
何がしたいのってミンギュに心の中で訴えた。
すぐに図書館の外に出て、ここでやっと私の方から手を払う。
そこで何故か、ミンギュが一瞬傷ついたかのような顔をした。
だからまた私からその手を掴んだら、次はギュッと力強く握られる。
ただ、もうこの状況に耐えられなくて尋ねた。
「どうしたの…。急に。」
普段図書館来ないのに。
「勝手にいなくなるから。」
「別にいいじゃん。」
「よくない。」
私の言葉に被るくらい早く言う。
親から独り立ちしたい娘の気分。
「私、もう大人だよ？」
「だからって、心配させるのやめて。」
午後2時に人通りの多い道沿いの図書館で何の心配があるの？とか、色々言いたい事はあるけど、その気持ちを押し殺してとりあえず訳もなく謝った。
それからも、家に着くまでは手を放してくれなかった。
ただ、この日の夜はミンギュにも課題について色々教えてもらったから、結果的に良しとする。
「Aちゃーん。お願いだから早く内定してね。」
この言葉にいきなりやる気スイッチが入る。
「こっちのセリフです。」
だって、ミンギュにだけは負けたくない。
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エギのなめこ(プロフ) - のんたまさん» コメントにリクエスト、ありがとうございます！とても嬉しかったです。返信が遅くなってしまって本当にすみません。リクエスト、承りました！また別のお話でミーニーを出しますね！その時に応えさせていただきます。期待を裏切らない様に頑張ります！ (2020年7月27日 21時) (
レス) id: e3dffa6ba2 (このIDを非表示/違反報告)
のんたま(プロフ) - とても素敵な話で、一気に読んでしまいました。ミンギュのツンデレがたまらなく良かったです。また、ミンギュのお話読めたら嬉しいです。社会人の同僚とか、ミンギュとウォヌとの三角関係とかリクエストさせてください。また素敵な話期待しています (2020年7月19日 0時) (レス) id: 0a1f07a7cb (このIDを非表示/違反報告)
エギのなめこ(プロフ) - いちごミルクさん» 何だこれは！！！！？嬉しいじゃないか。……ごめんなさい。コメントありがとうございます！そうやって言ってもらえてほんっとうに幸せです。楽しんでくれたみたいで良かったです！ (2020年7月13日 22時) (レス) id: e3dffa6ba2 (このIDを非表示/違反報告)
いちごミルク(プロフ) - 何だこれは！！！！？素晴らしいじゃないか。完結お疲れ様です。面白かったです！！ (2020年7月13日 15時) (レス) id: 00ab994726 (このIDを非表示/違反報告)
エギのなめこ(プロフ) - えーやさん» 追加のリクエスト！！とかもあればいつでもどうぞ！コメントありがとうございました！ (2020年6月28日 20時) (レス) id: e3dffa6ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エギのなめこ | 作成日時：2020年5月30日 14時
