ずっとずっと愛してる! ページ13
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『兄者さん弟者さん!!聞いてください!!』
兄「騒がしい、なんだよ」
『おついちさんがプロポーズを受けてくれたんです!!』
「「え?」」
『おついちさんが!プロポーズを!受けてくれたんです!!』
弟「え?!されたんじゃなくて?!」
『はい!!』
おついちと手を繋いで現れた彼女
顔を紅潮させ
興奮を抑えられないといった感じだ
お「不甲斐ない僕を笑ってくれ…」
おついちは情けない顔をしている
嬉しさ半分、悔しさ半分といったところか
それでも手はしっかりと繋がれている
弟「い、いつ?」
『昨日!』
弟「昨日?!」
兄「その、お世話になったから一番に…的な?」
『兄者さんご名答です!』
お「もうほんと突然で…指輪まで出してきて…」
ほら、と左手を差し出した
その薬指には、でしゃばり過ぎず質素過ぎない指輪が
しかし、それは滅多にお目にかかることがないであろう確かな輝きを放っている
兄「ダイヤモンド…」
弟「これ本物…?」
お「本物らしいんですよぉお!!」
弟者よりも年下の彼女
どこにそんなお金があったのか
誰もそこは把握していなかった
『私はおついちさんと比べればまだまだ子供な訳ですよ』
お「ん…?」
『私のものという証拠がなかったら不安になるんです…独占欲ですかね、だからこうして貴方を拘束するんです』
差し出していた左手を捕まえて軽く指輪に口付ける
紅潮していた頬はいつのまにか落ち着いていて、次には口説き始める
今度はおついちが顔を顔を染める番だった
『子供っぽい私の願いはわがままですか?』
お「わ、わがままっていうかッ?!」
『頑張って大人になろうとする私を見てほしいから…それとも、おついちさんが私を大人にしてくれますか?』
お「ッ…」
一番年下とは思えない色気を振りまく
彼女が一番上なのではと、最年長ながら考えてしまう
兄「そういうのは自宅でやってくださーい!!」
弟「俺の下とは思えない…」
各々思ったことを口にする
それは彼も同じなようで
お「…僕は、子供とは結婚しないよ、君が大人だから…君が好きで、君がいいから結婚するの」
『!おついちさんの気持ち教えてください!!』
お「僕は、君を愛してるよ」
『やっとそっちから言ってくれましたね!!』
いつもは
未来の奥さんから
これからは
あぁ
愛さている
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まるごと林檎。 - 小心者さん» はあっ……好きぃッ……(昇天) (2018年10月25日 21時) (レス) id: e18209129a (このIDを非表示/違反報告)
ナベ子(プロフ) - 小心者さん» 末者と小心者さんが本当に大好きです……ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙………好き>†┏┛墓┗┓† (2018年10月23日 21時) (レス) id: 7511a89e9e (このIDを非表示/違反報告)
小心者(プロフ) - まるごと林檎。さん» Thank youリスナー愛してるぜ (2018年10月23日 15時) (レス) id: 7219828e63 (このIDを非表示/違反報告)
まるごと林檎。 - 小心者さん» なぬっ!?わがはいは末者ちゃんと2BRO.と小心者ちゃんが大好きだあぁぁぁ!!いつもありがとうございますんッ (2018年10月23日 13時) (レス) id: e18209129a (このIDを非表示/違反報告)
小心者(プロフ) - 大沢雅さん» いやん嬉しい!私も好きです! (2018年10月23日 7時) (レス) id: 0f711932a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小心者 | 作成日時:2018年8月28日 21時