お粧し ページ4
【リクエスト】
弟「ねぇまだ？」
お「ま〜だ、女の子は時間がかかるの」
兄「元が良いんだから何もしなくたっていいだろ」
お「せっかくドレス着るんだからお粧ししたいでしょ！てかネクタイちゃんと締めろ！」
良くしてもらっているゲーム会社からパーティを開くとお呼ばれした2BRO
髪を整えタキシードに身を包み、紅一点である末者の登場を待っていた
兄「まだ来ねぇんだからいいだろ」
お「だらしないって言ってんの！」
___カツン
ハイヒールの音が高らかに響く
穏やかな向かい風に身をあずけるような足取り
自身のイメージカラーのドレス
白い肌に口紅の一点の赤が鮮やかに浮かびあがっている
慎ましやかな色気が滲み出ていて
髪をかきあげる仕草がこの上なく色っぽい
『あっ兄さんネクタイ締めてない、ちゃんと締めないとダメだよ？』
兄「ん、」
自身のネクタイを締める末者の色香にあてられる
上から眺めると大胆に胸が見えてしまう
少し動揺しつつ、ありがとうとその手にキスを落とした
兄「似合ってる、綺麗だ」
お「流石だねぇ、派手な赤を着こなすなんて」
弟「めっちゃ綺麗！！」
『ありがとう、みんなもカッコイイよ、私隣に立てる？』
お「むしろこっちが恐れ多いわ…」
弟「じゃあ俺が立つ！」
嬉々として末者の隣に並び肩を抱く
いつもはしない香水の匂いが漂ってきた
珍しい感覚に弟者の理性が揺れ動く
弟「…本当に綺麗だ、ドレスは末者っぽいが…唇は俺のみたいだな」
『だ〜め、触ったら付いちゃうでしょ？』
弟「俺は構わないが？」
『終わった後…ね？』
弟「おあずけ、か」
お「僕らは何を見せられてるの？」
兄「調子乗んなよ」
弟「兄者は挨拶周りで末者のそばにいられないだろ？俺が代わりにいるから楽しんでよ」
兄「腹立つわぁ…」
『まぁまぁ、パーティを楽しもうぜ？』
バッチリお粧しした末者がこちらへどうぞ？と手を引く
ドレス姿でもその光景は紳士的で、様になってるのが悔しい
挨拶周りをしていないのにもかかわらず囲まれてしまう
弟「…末者の隣は俺なんだからな」
『分かってるよ、私の隣は弟者』
酒が回り一段と素直になった弟者と
同じく酒が回り気分が良くなった末者は弟者の頬にキスを贈る
触れたがっていた赤を付けてあげる
お「お前ら場所を考えろ！！」
なりふり構わずイチャイチャしだす双子
結局苦労するのは最年長のおついちであった
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 201人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まるごと林檎。 - 小心者さん» 返信遅れてすいません！だいじょぶでしっ！ (2018年8月28日 5時) (
レス) id: a0a0b9abba (このIDを非表示/違反報告)
小心者(プロフ) - みぃさん» 嬉しい！ありがとう！ (2018年8月27日 22時) (レス) id: 2427521ea6 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 小心者さん» 初めまして！！この作品とても面白くて第1弾から見ました！猫の恩返しパロの弟者さんかっこよすぎて惚れましたありがとうございます！これからも更新頑張ってください応援してます！ (2018年8月27日 21時) (レス) id: f861e836fe (このIDを非表示/違反報告)
小心者(プロフ) - まるごと林檎。さん» リクエスト了解したぜ！見たいシーンとかあったり？ (2018年8月26日 15時) (レス) id: 2427521ea6 (このIDを非表示/違反報告)
まるごと林檎。 - リトル末者〜…おねがいだからわがはいのところにおいでー…はｯ、リクエストですっ！猫の恩返しパロを書いてほしいのですっ！ (2018年8月26日 11時) (レス) id: a0a0b9abba (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：小心者 | 作成日時：2018年7月13日 21時
