私の隣の席のアイツは国民的アイドルグループのセンターで、現代の天使と呼ばれています2

夢の中でもご対面！！？？ ページ42

その日の夜、お風呂を出で髪の毛を乾かし終わったとほぼ同時に天から電話がかかってきた


いそいで自分の部屋に行き、携帯の画面をタップする。


「もしもし」


携帯を耳に当てると、聞こえてきたのは安心する天の声


「もしもし、天。遅くなっちゃった汗」



「そんなことないよ。
　というかわかったんだ。」


多分口パクで言ったことであろう。



「うん！今日はお疲れ様！」



「お疲れ様。初めての歌番組出演はどうだった？」




なんて他愛のない会話をすること約１５分、誰かが階段を上がってきた。きっとお母さんかな？
......いや、お母さんしかいないか。



コンコン

母「Aー、クッキー焼いたけど食べるー？って．．．ごめん！電話中？
　 あ、なに？もしかして彼氏？」


とニヤニヤしながら聞いてくる



お、お母さん！？


きっと赤くなっているであろう顔を片手で隠しながら「天だよ！！！」と必死に弁解する


「私が彼女だったら、ファンの人に恨まれちゃうよ！！！」


そう言うと


「あら、天くん？Aのこと、よろしくね！」


と言い、私も若い頃はなぁ．．．なんて呟きながら階段を下りて行った。








「ごめんね、お母さんが」


といって苦笑をするが天の声が全く聞こえない


まさか、怒らせてしまったか．．．！？！？なんて考えていると「．．．なことない．．．」と言っている



「そんなことない。
　Aが．．．僕の彼女でも、、、」



そう言うと、再び息を吸って


「Aが僕の彼女で、もし僕のファンがAのことを誹謗中傷してたら
　必ず僕が守るよ。」



３秒くらいたって、私はその言葉の意味を理解することが出来た。



「え......あ、ありがとうございます......！」



さっきよりももっと赤くなっているであろう頬を、恥ずかしさで覆った





その日の夜の夢には、天が出てきた

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