100話 ページ9
ガチャ
陸「天にぃ!百さん!」
天「陸…和泉一織…、Aさん…」
そこには、暗い顔をした百さんと天くんがいた。
「百さん、何かあったんですか?」
百「…っ、…また…、また、歌えなかった」
「…え?」
百「あ…。あはは、夢かな?すごい夢だなー!A、オレのほっぺたつねってみて」
「百さん…」
百「わかった。OK。自分でやる。…ひたたた…っ!全力で痛かった。全力で現実。…どうしよう…」
陸「お医者さんはなんて…」
百「…どこも悪くないって。精神的なものじゃないかって。ふふ。オレのハートってやらかし系」
一「…心当たりはないんですか?」
百「ないよ!モモは元気だよ!だってさ、Re:valeで成功して、あんないい相方がいて、5周年だよ?こけら落としもオオトリなんだよ?オレが幸せじゃなかったら、誰が幸せだっつのってくらい、超ウルトラハッピーキングダムだよ」
天「じゃぁ、どうして、千さんに来るなって言ったんです」
百「それは…」
陸「…千さんと揉めたの?」
天「付き添おうとした千さんに、百さんが怒鳴って、飛び出したんだ。だから、ボクが追いかけて…」
陸「…怒鳴るなんて…。あんなに仲良しなのに…」
百「…ユキとはラブラブだから、みんなも心配しないで」
「百さん…」
百「もう!Aも、そんな顔しないで!…ユキには謝っておくから。ユキは超ジェントルメンだから、謝ったら許してくれるから…。ちょっと1人にしてください」
天「百さん…」
そんなの…
「嫌です」
一「Aさん!?」
陸「オレも嫌です」
一「七瀬さんまで…」
百「心配してくれるのは嬉しいけど、今は空気を読んで欲しいなぁ…」
「話してください。その方が絶対楽になる…」
私もナギくんに話してから少し、楽になれた気がしたから…。
陸「そうです!オレもこの間まで、1人でグダグダ考えてました。でも、勇気を振り絞って話したら、なんでもないことみたいに、悩みがほどけていったんです」
一「七瀬さん…」
「だから、百さんも、1人で悩まないでください。…それに…。…もう、無理に笑わないで…」
百「…あはは、…だって、笑ってないとさ、、笑ってないと、不安で押し潰されそうになる…。…オレの幸せは、借り物なんだもん」
陸「…借り物?」
百「オレは________
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オレは本物のRe:valeじゃないんだ」
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ルナ(プロフ) - 星空ブリキさん» とても嬉しいです!ありがとうございます!!最後まで応援お願いします! (9月14日 15時) (レス) id: 110ec91299 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - 一つだけ言わせてください、あと今更だというコメントをお許しください。小説………スッッッッッッッッッッゴイ好きです!!!!!!!!!! 語彙力分けてほしいくらい好きです! 100000000万点! (2022年12月2日 13時) (レス) id: d2bad01efc (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 朱雀さん» ありがとうございます!よろしくお願いします(*´∀`*) (2020年8月28日 23時) (レス) id: 02fef41bea (このIDを非表示/違反報告)
朱雀(プロフ) - ルナさん» これからも応援してます(*´ω`*) (2020年8月28日 17時) (レス) id: 168b8d8956 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - はなさん» ありがとうございます!文章におかしい部分などあるのに、面白いと言って貰えてすごく嬉しいです! (2020年8月28日 16時) (レス) id: 02fef41bea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルナ | 作成日時:2020年8月27日 23時