天才は今日も音を彩る【アイナナ】

22話 ページ24

ディレクター｢本番お願いしまーす｣


百｢はいはーい｣







なごやかで気楽な雰囲気で始まった、Re:valeの歌のコーナーの撮影。


だけど、音楽が流れ始めて、2人のダンスが始まった瞬間、誰もが目を奪われた。


これが、今のRe:vale＿＿＿＿＿＿＿＿。


すごい…………。






三｢すっげぇ…迫力…！｣


陸｢2人ともめちゃくちゃ格好いい！見てるだけで、めちゃくちゃ楽しい！トップアイドルってすごいな！｣


一｢さすがですね…。歌やダンスの技術はもちろんですが、それ以上のエンターテイメント性…。Re:valeは本物のスターです｣









日本を代表するアイドル、Re:vale＿＿＿＿


そんなRe:valeの実力を改めて知ったIDOLiSH7のみんなは、2人に魅了されながら、気持ちを引き締めていった。


ところが＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿、




陸｢……っ、すいません。もう一度お願いします…！｣


一｢…やっぱり、調子悪いみたいですね、七瀬さん。声の伸びが悪い…｣


壮｢収録も押してる…。大丈夫かな、陸くん…｣


ディレクター｢これで5テイク目だよ。Re:valeも待ってるんだから…｣


陸｢すいません…！｣


千｢そんなプレッシャーかけたら、余計に歌えなくなるだろ｣


百｢そうそう。オレたちは大丈夫だからさ。しんどかったら、１回休憩挟もうか？｣


｢すいません、お願いします｣


百｢おっけーだよん！すいませーん、１回休憩くださーい！｣


｢陸くん、あったかいものでも飲んでこよう？｣


陸｢本当にすいません。ありがとうございます｣


｢じゃぁ、紡ちゃん、私陸くんと一緒に１回楽屋に戻るね｣


紡｢はい！分かりました！｣

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