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朝が来て





薬を投与して





吐き気でまともに食事も取れない





そんな日々が続いてた。





今、何月何日で何曜日なのかもわからない。自分が入院してどのくらい経ったかもわからない。





毎日お母さんやお父さんが来てくれてる。それだけでも嬉しいけど、ふとした瞬間…衛輔や黒尾…クラスのみんなやバレー部の同級生や後輩達が頭に浮かぶ。





みんなに会いたい。





けど、会えない。





まず病気にかかってるなんてことみんなに言ってもない。いや、知られたくない。





話したらみんな離れていくような気がして。





衛輔に話したら離れていったようにみんな…





嗚呼…なんだか、生きる意味見失った気がするな…





ここは6階。





落ちれば…





私はベッドからそっと立ち上がり窓際まで歩み寄った。


-17-→←-15-黒尾side



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作者名:とまと | 作成日時:2017年1月9日 19時

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