第3話 ページ5
ーーーーテント
ショッピ「こんにちは、そちらはどうですか？」
鬱「大変やで。今回の報告書を整えるのに」
ショッピ「俺が手伝いますよ」
鬱「申し訳ないんやけど頼むわ」
ショッピ「それにしてもすごいっすね、このAっていう陸軍大臣」
鬱「せやな、まさか敵陣にまで向かうとは…道が死体でぎっしり埋まってたで。敵に情けはかけてはいけないとはわかっていても、情が生まれそうやったわ。」
ショッピ「気持ちはわかりますけどくれぐれも俺以外に言わんといてくださいよ？」
鬱「わかっとるわ、トンちが怖い。」
ショッピ「そんなことより見てください鬱先生、国境の川まで下がっています、かなり後退しましたね。」
鬱「ああ、制空権もあるからショッピくん以外の部隊が今殲滅に向かっているしな。」
A「うーん…？」
ショッピ「あ、起きたっすね」
ーーーー
A「すいません！全部やってもらってしまって…！」
ショッピ「ええんやで、A。1人であれだけ殲滅させたんやから」
説明が遅れたが、トントンはこの国の書記長(トップ)でありこの国一の実力者であるため、普段は前線になど出ない
そのため、今回のトントンの行動は実はとても危険なものであったため、俺は罪悪感に潰れそうになりつつも心の中でお礼を言う。
今はもう本部に戻ったようだ。
鬱「そんなことより、索敵隊からの連絡やで。敵の近接部隊とgr国幹部の1人、「シャオロン」が次の…第三次陸上戦に参加するらしいで。」
A「なるほど…ついに来ましたか…今まで戦況が良かったからでしょうか…？」
鬱「いや、a国と和平交渉を開始したらしいで…gr国側の有利で。」
なるほど、a国がくたばってしまったか。
こちらの援軍を送れないでgr国含む枢軸国に左右から挟まれていたのだ。
今までよく戦ってきた方だ。
A「了解しました。次は全力出撃にします。俺がシャオロンを担当します。お二方、ご協力お願いします。」
鬱「了解！」
ショッピ「了解」
A「全軍応答せよ、作戦会議を開始する…」
ーーーー
A「さて…やりますか。」
このほとんど荒れた平原の向こう側…水平線には黒い点が辺りを埋め尽くしていた。
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R2KD(プロフ) - お菊さん» コメントありがとうございます！楽しんでもらえて嬉しい限りです！ご精読ありがとうございました！ (2019年7月29日 18時) (
レス) id: d53d7e484c (このIDを非表示/違反報告)
お菊(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても楽しく読まさせて頂きました！お疲れ様でした(*^^*) (2019年7月28日 10時) (レス) id: 713a645346 (このIDを非表示/違反報告)
R2KD(プロフ) - Верныйさん» コメントありがとうございます！細かいご感想をいただき至極の極みです…前線指揮は一番力を注いだところでもあるので、注目してもらえてとても嬉しいです！ (2019年7月23日 19時) (レス) id: d53d7e484c (このIDを非表示/違反報告)
Верный(プロフ) - 戦闘描写、特に主人公の前線指揮がかっこよくて好きです。あとあとセリフ回しがとても上手くて大好きです。これからも応援しています、素晴らしい作品をありがとうございます。 (2019年7月16日 21時) (レス) id: 982a621621 (このIDを非表示/違反報告)
R2KD(プロフ) - かなとさん» ご報告ありがとうございます！！ (2019年7月14日 19時) (レス) id: d53d7e484c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R2KD | 作成日時：2019年7月14日 18時
