FAKE or REAL 2

EP2-21 ページ21

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直人 --はぁ…本当にヒヤヒヤした。
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広臣 --さーせんっ。
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直人 --ったく、一瞬ガチで想像しちゃったよ？
健二郎が泣きながらお前のニュースを読むとこ。笑
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広臣 --いや、読むのは桝さんじゃない？
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直人 --あーなら安心、って言うかよ！笑
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広臣 --ふふ、ごめんって〜
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この人が居なかったら、今頃本当に留置所だったかもしれない。
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ま、そこまでにはならないにしても…
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こんな風にバーのカウンターには腰掛けてなかっただろう。
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そう考えると、バットタイミングだったけどグッドタイミングだったのかも。
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要は結局”何事も心持ち次第”なのかもね。
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直人 --でもさ、真面目な話ね？
同じ男としてグッときちゃったよ、胸を打たれた。笑
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広臣 --え？笑
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直人 --いや割とガチよ？やっぱり羨ましいとも思ったし。
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広臣 --ぜってー嘘じゃん、完全ネタにしてる。笑
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直人 --してねーわ、笑
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広臣 --いやいや、だって現状ご存知じゃないっすか。
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直人 --馬鹿だなぁ、だからこそでしょーよ。
連絡も取ってないのに心は離れてないなんて、なかなか…
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広臣 --ちょっ、マジで揶揄わないでって。
柄にもないことを言ったし、ダサいと思ってんだからぶり返さないでください。
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直人 --最後まで聞きなさいよ。笑
しかも、柄じゃないのは認めるけどダサくはないからね？
本気でカッコイイと思ったし、そんな相手と出会えた事とか刻まれてる事が単純に羨ましいよ。
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広臣 --…刻まれる？
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ミジンコジジイは偶によくわからないことを言う。
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深いのか浅いのか、それすら判断出来ねぇことをね。
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