PRINCESS IS BACK ３

EP3-50 ページ50

本当に、あの日は
幸せな涙が沢山流れた
最高の一日だった。

今、思い返しても
胸が少し熱くなる。

ま、馬鹿笑いしながら話してるけどね？笑









広臣 --あの景色は本当に綺麗だったなぁ〜
それなりにライブやらせてもらったけどダントツ。
あの光景を越えるものは、今後ないかもしんない。

敬浩 --あれはなかなか越えないよな〜
てか、そもそもペンラ無いから越えよう無いけど。

広臣 --ふふっ、そうっすね笑

敬浩 --え？急に敬語？、、ははははっ！笑

広臣 --ちょっ、その笑い方やめてってば！笑

敬浩 --だめだ、やっぱ今日疲れてるわ！笑

広臣 --疲れてるなら帰って寝て？笑

敬浩 --やだね！ははははっ！笑









ちょっと話は逸れたけど
要は、登坂夫婦は
最高のプロポーズを経て
無事に結婚したってこーと♡笑

あ、ちなみに！

ライブの後、ヘリコプターに乗って
東京タワーを見に行ったらしいんだけど
そこも虹色にしちゃったんだって。

半端ないっしょ？
俺の弟♡笑









敬浩 --、、だから、誰に言ってんだっつぅの！笑

広臣 --だから、知らねぇっつぅの！笑

A --随分、楽しそうだね？笑

広臣 --あ、みーちゃん寝た？

A --うん。ミルク飲んだらまたすぐコテンって。

広臣 --ふふっ、お疲れ♡おいで？









空の哺乳瓶片手に
戻ってきた妹の『コテン』と
首傾げた姿に
とてつもなく緩い顔をした登坂は

少し、姿勢を変えると
足の間に妹を座らせて
肩に顎を乗せながら、こう言った。









広臣 --ねぇ、覚えてる？青いペンラ。

A --うん。勿論覚えてるよ？
あの光景は、私の人生一番♡ライブの中でね？

広臣 --んー、、好きっ♡ちゅっ

敬浩 --言うと思った！笑









同じ様な事を言うのも
よくある事だから
もう、そこまで驚かないけど
冷静に考えると
色んなタイミングで
同じ想いを抱けるって凄い事だと思う。









広臣 --ふふっ、俺も同じこと言ったの♡
あの景色がダントツだし、超えるもんは無いって。

敬浩 --そうそう！で、俺が言ったの！
そもそもペンラが無いから超え、、ふふふっ。笑

A --え？急にどうしたの？笑

広臣 --ふふっ、気にすんな！疲れてんの！笑

A --あ、そうなの？
じゃあ、もう帰って寝た方がいいんじゃない？

敬浩 --そこも同じかーー一いっ！ははははっ！笑

A --、、え、本当に大丈夫？

『『あははっ！』』

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