6-次の約束 ページ6
JM「きょうはさつえい〜」
「ダンスの？」
JM「たくさんおどります」
なんだかんだと毎日メッセージや電話でやりとりしてる。ちゃんと言葉のキャッチボールが出来ているかと言われると微妙だけど。
ジミン君からのメッセージで一番多いのは「いまから〇〇へいってきます」っていう出国連絡だったりする。
かなり色々な国を行き来しているようで、私よりも年下なのにすごいなって、頑張ってるんだなって感心してしまう。
「身体壊さないかちょっと心配」
思わず漢字を含めた文を送ってしまった。
JM「ぼくをしんぱいしてくれるAヌナがうれしくて、がんばる」
いつもより少し時間をかけて返って来た文面は、少々おかしいけれど、前向きなのは伝わってくる。
JM「らいしゅう、にほん！Aヌナのいえにいきたい！いいですか？」
続けて来たメッセージに顔が緩む。
彼が家に来るのはあの日以来だった。
なんとなく、あの時のほっこりした空気をまた感じられるんだと思うと嬉しくなる。
平日か土日か、詳しい日にちが分かったら教えてほしいと伝えると、金曜日から次の水曜日までで、平日は夜から、土曜日は午後から予定が空くと返事が来た。
「せっかくだから、ゆっくりできそうなどようびがいいな。でも、ほかのひでも大丈夫だから、ジミン君のすきなときにきていいよ」
少し考えて続けて打ち込む。
「よるにくるなら、ごはんよういしておくね。すきなたべものがあれば、おしえてね」
手料理とか大丈夫だったかな。宗教的にだめな食べ物あったっけ？……まぁ、だめだったらデリバリーすればいっか。
いや、そんなことを考える前に掃除しなきゃ！
そしてあっという間に彼が来日する金曜日だ。珍しく会社を自主的に早退して、雑貨屋さんで食器を買い足した。
完全な見栄っ張りだ。
ジミン君が家でごはん食べるのに100均の皿はどうかと思ってしまったんだから、まあしかたない。
約束は明日土曜日の午後になった。彼は日本滞在中はうちの会社の近くにあるホテルをよく利用するらしい。
だからあの公園に頻出してたわけね。
今回もそのホテルに泊まる予定らしく、家までは徒歩で来てくれるそうだ。
ウキウキしながら食材も買い込み両手に荷物を抱えて帰路を突き進むと、マンション前に見知った姿を見つけた。
「ジミン君？」
JM「ヌナ！」
私の呟きを拾った彼がパッと顔を上げてほころばせた。やだ、何その笑顔可愛い。
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まぁちゃん(プロフ) - とても楽しく読ませてもらってます！更新頑張ってください！いたジミナの仕事がわかるのかな？知ったヌナはどんな反応するんだろうと、ワクワクしてます！更新頑張ってください！！ (2019年12月8日 21時) (
レス) id: c9fb7178cf (このIDを非表示/違反報告)
ぽち(プロフ) - 初コメ失礼します☆オススメから作品を拝見ささていただきました^ ^丁寧に お話が進んでいくのと��ヌナ設定��が とても好きです☆この先の展開が とっても楽しみです☆更新 頑張ってください(*^▽^*) (2019年12月1日 8時) (レス) id: f642a86e45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつの | 作成日時：2019年11月19日 14時
