48-ご飯はここで ページ48
私が聞くと、ジンさんは気まずそうに笑った。
JN『勘違いしてました。Aヌナの方が一つ年上なんです。だからヌナも呼び捨てにしてください』
そうなの？と、飲み物を持って戻ってきたジミンを見ると『そうだよ』と返される。
『じゃあ、ジン君って呼ぶね。でも敬語で話されるのはくすぐったいから、話し方は前と同じにしてほしい』
そう言うと、ジン君はホッとした顔をした。韓国って年功序列がきっちりしてるな〜。
JM『Aは紅茶でいい？』
『うん、あ、ありがとう』
ジミンはスッと私の隣に座った。
ソファにテヒョン君とジミンに挟まれて座る私。右斜め向いのソファにはジン君とジョングク君。左斜め向かいのソファにはホソク君。
眩しすぎて目が潰れそう。
『あ、あのさ、ジミン。今日は一緒にご飯食べるんじゃなかったの？』
JM『うん。ヒョンが作ってくれたから一緒に食べよう』
しれっとそういうジミンに目をぱちくりさせているとジンさんが『用意してくるね〜』と立ち上がり、ジョングク君が『手伝います』と立ち上がった。
『あ、私も手伝います！』
焦って立ち上がると、お客様なんだから座っていてと言われる。
『落ち着かないから手伝わせてください。ホントに』
訴えかけるようにそう言えば、クスクスと笑い声が広がった。
JM『じゃあ、Aはコレ、運んでね』
ジミンも立ち上がって一緒にキッチンへ行き、せっせと言われたものを運んだ。
なんの料理かは分からないけど、めっちゃいい匂いがした。
いただきます、と皆で言うと料理たちはあっという間に嵩を減らしていく。
男だらけの食卓の消費スピードってこんなに凄いのかと感動した。
JN『コーヒー零さなかった？急いでたみたいだけど』
今日偶然会ったときの事を聞かれて、そそくさとあの場を離れたことに少し罪悪感を感じた。
『大丈夫。全部無事だったよ』
JM『今回はいつまで韓国にいられるの？』
正直に答えるべきか迷う質問だった。嘘をついてもまた今日のように偶然会って嘘がバレるよりは、と『あと5日』と正直に答えた。
すると、ジミンは一瞬動きを止めて、そしてぎこちなく『そうなんだ』と笑った。
JM『忙しい？』
『うん。前に言ってた新店の改装準備をしてるんだけど、色々問題山積みで』
TH『あ、前に言ってたやつ？場所決まったんだ？』
『うん。ジンさんと今日会ったお店の近くだよ』
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まぁちゃん(プロフ) - とても楽しく読ませてもらってます！更新頑張ってください！いたジミナの仕事がわかるのかな？知ったヌナはどんな反応するんだろうと、ワクワクしてます！更新頑張ってください！！ (2019年12月8日 21時) (
レス) id: c9fb7178cf (このIDを非表示/違反報告)
ぽち(プロフ) - 初コメ失礼します☆オススメから作品を拝見ささていただきました^ ^丁寧に お話が進んでいくのと��ヌナ設定��が とても好きです☆この先の展開が とっても楽しみです☆更新 頑張ってください(*^▽^*) (2019年12月1日 8時) (レス) id: f642a86e45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつの | 作成日時：2019年11月19日 14時
