31-宿泊お断り ページ31
空気が変わったのを感じ取ったらしく、一瞬で固まるジミン。
「そういう話、しちゃうんだ。ふ〜ん」
JM『いや、なんか嬉しくてつい』
『嬉しいと何でも話しちゃうんだ。ふーん』
JN『素直に謝るべきだぞ』
TH『そーだそーだ！赤くなって可愛かったとか
言ってたじゃん』
JN『柔らかかったって皆の前で言っちゃってたじゃん』
JM『ヒョーーーン！！やめて！』
ありえない。ジト目でジミンを見る。視線を泳がせる彼に、大きくため息をついた。「許してあげる」
と言うと、ジミンが顔を上げた。
『ただし！今日は泊まらずに帰ってね』
口を半開きにして悲壮な顔になったジミンを見てちょっと溜飲が下がった。ふふんだ。
JN『最高だな』
JM『ひどいですよ！ヒョンのせいで！』
JN『ヤー！なんだよ！言い出したのはテヒョンだろ！』
JM『そのテヒョンが暴走しないように止めてくれる約束でしたよね？！』
JN『あ』
TH『ヌナ、レモンかける？』
『うん、欲しい』
二人の言い争いを余所に私とテヒョン君は揚げ物にパクついていた。
これどこで買ったんだろう。すごく美味しい。
JM『テヒョンァ、僕のも』
JN『ヒョンにもくれ』
切り替え早いな。
TH『ねえねえ。ヌナはあそこで仕事してたんだよね？どんな仕事？』
『えっと、街の雰囲気とか通る人の雰囲気を見てたの。客層を把握するために』
言葉が難しいからスマホを駆使してジミンに伝えてもらった。
『で、あの辺りに決まるかは分からないんだけど、そのうち新しいカフェを出店する予定なの』
へぇー、と3人が声を合わせた。息があってるな。
『ちなみに、あの辺りにカフェができるとしたらどんなお店がいい？』
TH『んー。とりあえず個室があるといいな』
JN『おー！確かにな！あると便利だ』
『個室？そうなんだ』
JM『あの辺りは芸能事務所が多いから芸能人も出入りするから』
へぇー。そうなんだ！マスク率が高かったのはそれもあるのかも。
JM『あとはテイクアウトしやすいといいかも』
JN『ジャンケンで負けて皆のドリンク買いに来て、レジ待ちで並ばされると地獄だからなぁ』
ソクジンさんは負けたことがあるのかな。歳上って言ってたけど、そういうのは考慮されないんだ。意外。
せっかくなので他にも意見をもらい、せかせかと手帳に書き込んだ。
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まぁちゃん(プロフ) - とても楽しく読ませてもらってます！更新頑張ってください！いたジミナの仕事がわかるのかな？知ったヌナはどんな反応するんだろうと、ワクワクしてます！更新頑張ってください！！ (2019年12月8日 21時) (
レス) id: c9fb7178cf (このIDを非表示/違反報告)
ぽち(プロフ) - 初コメ失礼します☆オススメから作品を拝見ささていただきました^ ^丁寧に お話が進んでいくのと��ヌナ設定��が とても好きです☆この先の展開が とっても楽しみです☆更新 頑張ってください(*^▽^*) (2019年12月1日 8時) (レス) id: f642a86e45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつの | 作成日時：2019年11月19日 14時
