30-惚気 ページ30
TH『あはは！ジミナァ！もしかしてーー』
JM『いや、そんなつもりじゃーーけど、ーー』
JN『ハハ！大丈夫なのかーー』
早口で話し始める三人。口元がヒクヒクして、まだ笑いが治まらないらしい。
笑われた方は理由もわかんないし、言葉も聞き取れないので目の前のご飯に集中することにした。
JM『ヌナ？ごめん。早いと聞き取れないよね』
プイッとそっぽを向いて拗ねてることをアピールすると、ジミンは真隣に引っついて座り直した。
JM『何でBTSを勧められたの？』
なんでだっけ？思い返せば何かよくわからない流れだった。
『ジミンのこと友達かって聞かれたから、彼氏だって言ったの。で、お前は彼氏の名前を知らないのか〜って言われて、知ってるって言ったら変な顔されて。あ、デートはマスクと帽子をしろとか、彼氏の写真はSNSにアップするなとか急に言われて、んー。その後にbTSをYouTubeで見ろって言われた』
JM『あー。なるほど上司の人は、うん。そっか』
TH『ねぇねぇ。ヌナがこの前一緒に居た人ってヌナの会社の人？』
いきなり話題が変わり、しかも超絶微妙な質問で、自分の顔がちょっと引き攣った。ジミンを見ると彼も微妙な顔。ついでにソクジンさんは『なに？なんの話？』と一人戸惑ってる。
『違うよ。私の親友の同僚だよ。あの日、私の親友を含めて飲みに行ってたの』
TH『その人とは何もない？』
『無いよ。心配してるの？』
TH『うん。ジミンを大切にしてくれる？』
それ、私が言われる台詞なのかな。ちょっと笑えてきた。
『ふふ。うん』
返事をすると、ジミンが横から抱きついてきた。
JM「うれしい」
乙女か。
TH『よかった。あの日のジミン酷かったから』
そうなの？とジミンを見れば『内緒』と言われてより強く抱きしめられた。
JN『ベタぼれだなぁ。日本に行くと何時も夜は帰ってこないから、まぁ、惚れ込んでるんだとは思ってたけど』
『付き合い始めたのは最近ですけどね』
JN『え？そうなの？』
『それまではとても中途半端な関係でした。手を繋ぐのがやっとの』
JM『ちょ！(ヌナ)！お願いだからもう許してよ〜』
TH『俺もそれ聞いてビックリした。とっくに付き合ってると思ってた。惚気も聞いてたし』
え？ジミン惚気けてたの？顔が赤くなる。
JN『俺もその惚気ちょっと聞いたぞ。ヌナが可愛い可愛いって』
TH『実際の恋人らしいことしたのは昨日が初めてのくせにな！ははっ！』
テヒョン君の言葉に一気に頬の火照りが冷めた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1498人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まぁちゃん(プロフ) - とても楽しく読ませてもらってます！更新頑張ってください！いたジミナの仕事がわかるのかな？知ったヌナはどんな反応するんだろうと、ワクワクしてます！更新頑張ってください！！ (2019年12月8日 21時) (
レス) id: c9fb7178cf (このIDを非表示/違反報告)
ぽち(プロフ) - 初コメ失礼します☆オススメから作品を拝見ささていただきました^ ^丁寧に お話が進んでいくのと��ヌナ設定��が とても好きです☆この先の展開が とっても楽しみです☆更新 頑張ってください(*^▽^*) (2019年12月1日 8時) (レス) id: f642a86e45 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なつの | 作成日時：2019年11月19日 14時
