28-CでもGでもない ページ28
オジさんがあまりにしつこいからホテルに戻ってからジミンから連絡が来るまでYouTubeを見た。
CTSだっけ？GTSだっけ？
どちらを検索してもK-POPらしきものは出てこない。あとはなんだっけ？BlackPinkだ！
そちらはすぐにヒットした。可愛い4人組ガールズグループ。
これは可愛い。ふぅん。オジさんがハマるのも頷ける。気づけばMVやパフォーマンスビデオを漁っていた。
いやぁ、楽しい。夢中になっているところでスマホが鳴った。
「ヨボセヨ〜」
JM「お〜元気ですね」
『お疲れ様。お仕事終わった？』
JM『うん。今からそっちに向かおうと思うんだけど、その、昨日言ってた一緒に住んでる仲間が一緒に行きたいって言ってるんだけど、いいかな？』
最初、聞き取れなくて何度か聞き直して、漸く昨日の団体さんのうち、二人だけ連れてくるということが分かった。
緊張する。これは仲間の彼女を見定めてやろうとか、そういう感じだろうか。
『いいよ。そうだ、ご飯はどうする？外に食べに行く？それとも来るまでに何か買ってこようか？』
そう聞くと、電話の向こうで何やら相談を始めた。
JM『僕が買っていくよ。何か食べたいものある？』
『んー。思いつかない。オススメで！』
電話を切ってまず、私はシャワーを浴びた。今日も動き回ったから埃っぽいし、化粧も一からし直したい。
服装もジミンに会う時用に持ってきた内のパンツルックをチョイス。
散らかった部屋をちょこっと片付けて、荷物は全部ベッドルーム側のクローゼットへ押し込んだ。
備え付けのキッチンでコーヒーやお茶の在庫を確認。韓国の人ってご飯の時は何を飲むんだろう。
悩んだ末に何種類かのペットボトルとドリップコーヒーと紅茶をルームサービスで頼んで持ってきてもらった。たぶん、支払うのは父。
あっという間に時間が過ぎて、部屋のチャイムが鳴った。
パタパタとドアに駆け寄り、開けるとマスクをした不審者が3人立っていた。
吹き出して笑ってしまうと『ええ？なんで笑うの？！』とジミン。
『ごめんね。さ、中に入って』
先導してリビングスペースに進むと、ジミン以外の二人がキョロキョロと部屋を見渡していた。
『こっちがジニヒョン。一緒に暮らしてるメンバーの中で最年長』
最年長が聞き取れなくて聞き返すと「いちばん、としうえ」と返事が来た。なるほど。
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まぁちゃん(プロフ) - とても楽しく読ませてもらってます！更新頑張ってください！いたジミナの仕事がわかるのかな？知ったヌナはどんな反応するんだろうと、ワクワクしてます！更新頑張ってください！！ (2019年12月8日 21時) (
レス) id: c9fb7178cf (このIDを非表示/違反報告)
ぽち(プロフ) - 初コメ失礼します☆オススメから作品を拝見ささていただきました^ ^丁寧に お話が進んでいくのと��ヌナ設定��が とても好きです☆この先の展開が とっても楽しみです☆更新 頑張ってください(*^▽^*) (2019年12月1日 8時) (レス) id: f642a86e45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつの | 作成日時：2019年11月19日 14時
