93sはいつも以心伝心 (ページ28)

今日:40 hit、昨日:28 hit、合計:111,527 hit

. ページ28

『私の祖母は料理屋をしてて、配達のお手伝いをしてたんです。その帰りに目の前で接触事故があったから駆け寄ったらユンギだったんですよ。もう、驚きとパニックが一緒になって、私が1番慌ててました。』

司「そうなりますよね！他人の事故でも驚くのに、友人だったら…でもENUSさんが通ってくれて良かったですね！」

YG「こいつが慌ててくれて助かりました。自分が冷静になれたので。でも1人で病気に行くより、やっぱり誰かが着いてきてくれたら安心します。」

『幸いにも長期入院にならなかったものの、肩を痛めてるのに練習もして、まだアルバイトも続けてたから当時は心配してましたね。』

YG「僕が誰にも言わないでくれって強く言ってたんです。アルバイトしてることバレたら練習生辞めさせられると思ったんで。体は辛いけどやるしかないって。
そしたら、そんなことで辞めさせる事務所なら私も辞めるからPDニムに言いに行こうとか言うからちょっとだけ喧嘩しました。」

『しましたね〜。だって友達が苦しんでるのみて何もしないなんて無理です。それにそんな事務所じゃないって私も信じたくて…
ユンギは勝手にお前も辞めようとすんな！って怒って、私は私でユンギが1人でこのまま大変なのは嫌だから、言わないならユンギの代わりにバイトして学費稼ぐとか、自分達の意見の押し合い合戦だったね。』

YG「散々言い合って、結局お互いの夢を壊したくないって思いでの喧嘩だったし、Aが「辞めさせられても私らならもう一度這い上がれる」とかかっこいい事言うんで僕も折れて一緒にPDニムの所に行きました。」

司「わぁ…結果は？」

YG「何でもっと早くに相談してくれなかったんだって心配してくれて、会社が学費を負担してくれました。お陰でアルバイトを辞めて練習に打ち込めました。」

『その言葉を聞いて私もほっとして、やっぱり素敵な事務所に入れたなって嬉しくなりました。お互いに夢を絶たれなくて済みましたし。』

司「いや〜！相談して良かったですね！この喧嘩でお2人はますます絆が生まれたんですね。」

『出会ってそんなに時間が経ってないのに、ここまで仲良くなれたのも奇跡ですし、お互いを思い合える関係を築けました。いい経験を練習生時代にできたと思います。』

YG「Aと友達になれたことは奇跡で神様からの贈り物だと思いました。Aがいるから頑張れたし、絶対離れないだろうなって」

『珍しく恥ずかしいこと言うじゃん…』