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「お帰りなさいませ……っ！
随分と遅かったので心配致しましたよ…！」
帰るなり高地の焦ったような声が飛んできた
『ごめんなさい！川でね、小さい子供達と遊んでたらつい…』
そう言ってエヘ、と明るく振る舞って笑ってみせた
「全く、お幾つなんですか(笑)」
ほっ、として緩く笑う高地
チクリとする感覚
でも若干の胸の痛みは承知
それでも愛してるの…、北斗を…
その晩のこと
自分から誘った営みなど初めてだった
「A…？どうしたの……？」
『……、ん…大我…愛してる…』
ウソなんかじゃないよ
大我の事、ホントに好きだった
大我がくれる愛はね、
私の毎日にとって宝物のようだったから
私の首筋に落とされた真っ赤な痣も問い詰めたりしない
そんな優しさも知ってたよ？
気付いたら、どんどん好きになってた
貴方の傍にいたいとも思った
それなのに、なんでかなぁ
北斗じゃないとね、ダメなの…
ごめんね
こんな私を愛してくれてありがとう……
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あい - このお話大好きです！ (2022年10月2日 12時) (
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作者名：リナリア | 作成日時：2022年7月31日 1時
