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初めて涼太と出会った時、
あなたはビルや街灯のせいで
何も見えない空を探していたね
……一緒だと思った、
" 自由になりたい "
心の片隅でそう思い続けていたことが
涼太といると現実になって
ただただ、一人の女として見てくれる涼太に
会う度に惹かれていった
『…………あなたは、今、幸せ…………？』
うっすらと明るくなってきた部屋
スヤスヤと隣で眠る涼太に、あの日のように問いかける
寝ているのだから、返ってくるはずのない答えを
聞くことはないまま、再び目を閉じる
ふわふわと眠りに落ちる瞬間、
「……Aがいるから、幸せだよ、」
なんて都合のいい言葉が聞こえた気がして
頬が緩むのが分かる
『……私、も……幸せ…………』
そう呟いて、重くなった瞼を開くことが出来ぬまま、
そのまま記憶は途絶える
もう、魘されることもない
甘い夢に落ちていった
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りさ - 完結おめでとうございます(*^-^*) (2022年7月29日 2時) (
レス) @page34 id: 1f7383785e (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 続き楽しみにしてます(*^-^*) (2022年2月23日 3時) (レス) @page13 id: 93e42dfe5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リナリア | 作成日時：2021年8月17日 8時
