Silly 2 【三途春千夜】 (ページ3)

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older brotherly existence ページ3

You side

春「風呂、入ってこい」

春千夜に、春千夜の着替えを渡され私は、シャワー室へと連れてこられた

春千夜の、服なんて絶対にぶかぶかじゃんと思いながらも、

少し服に鼻をつければ彼の匂いがした

『‥ 私、こんな変態だったっけ』

そう思いながら、シャワーを浴びた

シャワーを浴び終え、服を着るとやっぱりぶかぶかで

萌え袖所ではないくらい、袖が余ってしまった

スウェットも一応、履いたが足の長さが明らかに違うので

折る

だけど、彼の服を着て、寝れるのは幸せな事だなと思った

いつも、何があっても一人だったのに急にこの世で1番の想い人と再会できて、

こんなにも、彼と同じ時間を過ごせるなんて

少し、恐怖すらも感じてしまう

春「‥相変わらずチビだな」

『春千夜が、大きいの』

春「ん」

リビングへ戻ると春千夜に、チビと言われる

そして、ソファに座った春千夜はドライヤーを手に持ち、私を手招きした

『髪の毛、乾かしてくれるの‥？』

春「風邪引くだろ」

『‥ふふ、笑』

思わず、笑みがこぼれた

心の中が、どんどん満たされていく

『小さい時は、私も春千夜の髪の毛乾かしてたよね』

春「お前は、俺の髪で遊んでただけだろ」

『そんな事ないです』

いつかは、金髪だった彼も今では、綺麗なピンク色になっている

春「‥おい、寝んなよ」

彼の指が私の髪を触るのが心地よくてうたた寝をしてしまっていた

『寝てない』

春「嘘つけ、おら、もうすぐ終わっからベッド行くぞ」

『春千夜と、寝るの、？』

春「俺以外の誰と寝るんだよ」

春千夜は、ドライヤーを片付けると

ソファで、いつまでも動く気配のない私を

抱き上げベッドの上へと投げ捨てた

『‥びっくりした』

春「でけぇ赤ん坊だな、本当にこんなのが看護なんて出来んのかよ」

そんな、憎まれ口を叩きながらも彼は私の体に毛布を掛けてくれた

『出来てます、春千夜冷たいね』

彼の方へ少し寄るととても、冷たかった

春「お前が、子供体温なんだよ」

『あったかいでしょ』

春「まぁな」

わたしは、春千夜にくっつき目を閉じた