眠れない夜は(Sho.H) ページ5
アイドル×社会人
年上彼女
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side:Sho.H
舞台の稽古が始まりバタバタと毎日が過ぎていく
日付が変わってから帰宅する事も増えて彼女のAとあまり会えてない
Aも社会人でバリバリ仕事してるし、俺と同じで不規則な仕事をしてるから無理させたくない
寝顔だけでも見たくて最近はもっぱらAの家に帰ってる
「ただいま」
さすがに寝てると思ったから小さな声で挨拶してからゆっくり部屋に上がった
荷物を置いて寝顔を見てからシャワーを浴びようと思って寝室に行けばベットの上で小さくなって肩を震わせてるAを見つけた
「ただいまA。なにかあったの?」
『んーん、お帰り紫耀』
「寝れない?シャワーだけ浴びてくるから待ってて?」
『ん、ゆっくり浴びて来てね?』
眠れない程嫌な事があったのか泣いてたみたいだけどまだ無理には聞かない
聞こうとすればする程殻に閉じこもって話してくれないから
シャワーを浴びて髪を拭きながら寝室に戻れば、やっぱり小さくなって肩を震わせてる
こういう時は何も言わず抱き締めてあげる方がいいのかもね
「おまたせ、一緒に寝よ?」
『ん、紫耀お疲れ様』
「俺は何があってもAの味方。よく頑張ったね」
仕事で色々あってやるせなくて消化し切れないんだと思う
ベットに入って優しく抱き寄せれば胸元に顔を埋めて肩を震わせて泣いてる事が分かる
背中を撫でながら寝れるように包み込めば安心したのかギュッて抱き着いてきた
「最近寝れてない?ちょっと痩せた」
『自分じゃわかんない』
「寝れない時とか不安な時は連絡して?駆け付けるから」
『紫耀の負担になりたくない』
「大切な彼女が1人で泣いて寝れないことのほうが負担。大丈夫、何があっても味方だからね。駆けつけれない時もあるかもだけど不安を溶かすから」
背中を撫でながら触れるだけのキスを何回も落とせば安心したのか眠りに着いたA
しっかり抱き締めて俺も眠りに着いた
(いつだって包み込んで癒してあげる)
(可愛くて大切な彼女を守るね)
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美紀 - キンプリ岩橋君寄りのオールです最高です気温の変化が激しいので気を付けてくださいね (2019年12月9日 10時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みい☆ | 作成日時:2019年10月6日 23時