Send your feelings (ページ11)

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澤「え！それまじで！？」

思わず声をあげてしまう。まさか夏喜側からの誘いがあるとは思わなかったから。

澤「もちろん行くんでしょ？」

「あったり前じゃん！！絶対行く！！慧人と一緒に行く約束したんだ～！」

澤「そうなんだ。頑張って。これってチャンスじゃん？」

「うん！ドキドキする～！！」

Aにはチャンスだとか頑張れとか言ったけど、、

夏喜がAに対してアピールしようとしてるってことだよね。

・

それってさ、

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・

夏喜Aのこと好きってことだよね。

まず夏喜から女子を誘うことなんてまずないし、そういえばA、2年の時席隣になったって言ってたっけ。

恐らく夏喜がAを好きになったとのはその時だろう。

改めて思うけどやっぱりAは恐ろしいわ。

あんなに誰にも興味なくて奥手な夏喜を試合誘うようにさせるようにするぐらいゾッコンにするとか。

これはお互いのすれ違いになっているけど、これは俺がどうにかできるものじゃないな。ここは黙っておかないとね。

澤「Aめっちゃアピールして頑張んなよ。俺はずっと応援してるからさ。」

ニッコリ笑うと何故かAの目には涙が溜まっていく。

澤「ちょちょ、どうしたの！？」

慌てて持っていたハンカチをAに渡す。

「いや、ほんと澤くんいい人だなって思って～。ありがとう！」

澤「あ、なんだそんなこと。」

ホッと胸を撫で下ろす。

もし俺が泣かせたってことになったら、夏喜に何されるかわかんないからな笑