夜叉が二振り ページ2
とある本丸にて
「主、起きてよね」
「んー……後一時間……」
「否、寝過ぎだからね!?
全く、主ってば…… 政府から手紙が来てるの!だから早く起きて!!」
布団にうずくまる男_____この本丸の主、蓮をどうにかして出そうとする初期刀の加州清光。
だが面倒臭がりな蓮は中々起きようとしてくれなかった。
「はぁ、主が起きないなら俺がこの手紙読んじゃおっかな〜」
「それはだめだ」
「起きるの早くない?」
そう、この男はこんな風に簡単に釣られてしまうのである。
加州もそれがわかっていてご飯やらで蓮を釣って起こしているのだ。
「先ずはご飯食べようよ。みんな待ってるからさ」
「嗚呼、そうだな」
「わっ!」
蓮が扉を開けると上から真っ白な何かが落ちてきた。
「っ!
っはぁ、また君か……鶴丸」
「っはは、どうだ、驚いたか?」
「嗚呼、驚いた」
「そりゃあ良かった!」
「ただ、そこの床の修理は自分でしてよ」
「…………さぁ、大広間に行こうか!」
「話そらしたね」
ご飯が食べ終わり、みんなの前で政府からの手紙を読むことなった。
「じゃあ、読むぞ。
今日から、新しく刀が実装します。
一振りしか実装しないので来たのであれば政府に連絡をください。
だ、そうだ」
「新しい仲間が増えるのか!」
「ねぇ、主、どんな人?」
「……いや、分からん」
「どういう意味だい?」
「いや、普段ならシルエットとか名前とか書いてあるのに何も書いてない。さっきの文と出てきやすいレシピだけだ」
「そりゃまた可笑しいな」
「一振りだけってのも気になるしな」
「ま、この話は一旦終わり!
今日の近侍の鶴丸と1回鍛刀してみるわ。んじゃ、解散!」
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やぬっちゃん(プロフ) - さくらさん» 本当ですか!?ありがとうございます(*- -)(*_ _)ペコリ 結構思い付きだったのですがそう言ってもらえると嬉しいです!今後もよろしくお願いしますm(._.)m (2018年4月29日 12時) (レス) id: b3f470051e (このIDを非表示/違反報告)
さくら - とても面白いです(*^^*)これからも頑張ってください!応援してます!このお話大好きです(*^^*) (2018年4月29日 11時) (レス) id: 05de94b2f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:やぬっちゃん | 作者ホームページ:http://123
作成日時:2018年3月6日 2時