両面宿儺と巫女 you side ページ7
両面宿儺
確か、私が封印される3年くらい前に知り合った変な人
腕が4本に顔が2つ
呪術がすごく上手で
口も悪いし、態度も大きい失礼な人
…だけど、
時々、少し、ありんこ一匹ぐらいは優しい人
A「…嬉しい、宿儺に会えて」
宿儺「なんだ、弱音か?随分愉快な事になってるなA」
…それはあなたの方でしょう
人間の子の頬に口と目だけ出してるなんて
あの頃じゃ想像もつかないわね
A「…貴方がそんな風になったって事は、術師に厄介な人でもいるの?」
あの傍若無人で、唯我独尊的両面宿儺が
人間の体に縛られているなんて…
これじゃあ私はこの状況から逃げられそうにもない
宿儺「戯言を抜かすな、殺すぞ
…俺は死後、指をバラバラにされ封印した痴れ者どもがいてな
その一部をコイツが食ったんだ」
A「わお、大丈夫?君、美味しくないでしょ呪物なんて」
すごい…
宿儺の指食べて自我を保てるなんて
でも、私は呪力を糧にしてるから美味しく感じるけど、
普通の人間達からしたら呪力、呪霊、呪物を食べるなんて
口に合わないと思うのだけれど…
宿儺を身体に宿す彼に目線を向ける
桃色の髪に琥珀色の瞳の彼は温かいお日様の匂いがした
虎杖「んー、まぁゲロまずいね
ゲロ拭いた雑巾みたいな味!」
そんなことを元気で言うなんて、
変わってるな、この子
A「フフフ、貴方面白いわね」
宿儺「相変わらずお前は能天気だな」
A「相変わらず貴方は口が悪いわ」
五条「えーっと!2人?3人?の世界に入らないでー?僕たちも混ぜてー!!」
六眼の美男子が私たちの間に顔を出す
あらあら、背丈がすごく高い…
五条「て言うかさっきの僕の質問無視したよね?」
宿儺「…チッ、A、コイツには関わるなよ」
そう一言だけ言って消えてしまった
五条「ひどいなー、それで?2人は知り合いなの?」
A「えぇ、私が封印される前、まだちゃんとした人間の頃に少し」
伏黒「って事はやっぱり千年前!!!」
釘崎「宿儺に知り合いとかいたんだ…」
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、 - ×悠二 ◯悠仁 (9月30日 8時) (レス) id: 2c5ae15ef0 (このIDを非表示/違反報告)
みろく(プロフ) - 翡翠 冬花さん» 教えてくれてありがとうございます!!! (9月28日 15時) (レス) id: 087f908815 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 冬花(プロフ) - オリlフラ付いたままですよ! (9月28日 14時) (レス) id: b2b1031b4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジン | 作成日時:2023年9月25日 16時