【呪術廻戦】巫女と呪術師と呪いの王 I

生得領域　　　虎杖side ページ43

宿儺「暇だ、A舞え」

A「私をなんだと思っているの？」

宿儺「嫁にしてやらんこともないと思っているが？」

A「貴方もうボケが始まったのね可哀想に」









…Aさんって宿儺にだけなんか冷たいよな



まぁ、それが普通かあいつ呪いの王だし変じゃないか





……でもなんか、













虎杖「楽しそうAさん」

A「え？まぁそうね、生得領域なんて初めて入るからね」

宿儺「光栄に思えよ」

A「暇だから呼んだくせに
　 勝手に生得領域に引き込んだのは貴方でしょ」













楽しそうだし、なんか無理に取り繕ってない素な気がする















虎杖「宿儺って人間の頃どんな感じだったの？」









相変わらず骨の山のてっぺんに座る宿儺の少し下にAさんと俺は腰掛けてる



腕が2本あって、顔も2個あったっていうのは聞いてるけど





あんまり実感湧かないんだよなぁー、















A「そぅねー、今と性格はそう変わってないわ
　 変わったとしたら小さくなった事くらいかしら」












…それ、俺の体が小さいと言いたいのかしら












宿儺「…ﾁｯ、小僧が小さいだけだ」

虎杖「別に小さくないけどね？！」





A「仲が良いのね」















クスクス笑うAさんは本当、強い人だなって思う

立ち姿にしても座ってる姿にしても







隙がないっていうか…
















虎杖「Aさんは、宿儺の事どう思ってるの？」
A「口の悪い、性格の悪い最低な人」


宿儺「殺すぞ貴様」









すげー、宿儺にここまで言える人なんてそうそういねーよ？



Aさんまじぱねぇわ…



















釘崎「…寝てる？」

伏黒「寝てるな」




釘崎「Aさんにもたれかかられるなんて…
　 羨ましい、寝てても美人ねAさん、、」

伏黒「…これ、いつまでこのままにしとけばいいんだ？」













A、虎杖「「あはは」」















伏黒、釘崎「「わ、笑った？！」」

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