【呪術廻戦】巫女と呪術師と呪いの王 I (ページ30)

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・　　　you side ページ30

ここは…、

昔、千年前私が暮らしていた村？

懐かしい…

畑に小さい子供、水の音…

？「…A、、」

岩の上に座り込んで頭を抱えてる男の人が、

私の名前を呼んでる

？「ごめん、君を生贄に……」

泣かないでと、私は大丈夫だと言いたいのに

声も出ないし手足の感覚もない

？「許さない…絶対に！！」

どうしたの？

何をそんなに怒っているの？

貴方は誰なの？

？「この世の全員殺してやる！！！！」

…！ダメよ！！

男の人が顔を上げる

…けれど彼の顔は見えずただ真っ黒にまるで闇のような色で

顔が覆われていた

？「Aの無念を！！！！！」

私は大丈夫！

ねえ！私の話を聞いて！！！！、

手を伸ばそうと思いっきり力を振り絞って手を取ろうとする

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A「まって！！！！」

虎杖「うわ！びっくりした…」

宿儺「…ﾁｯ、貴様、、、自分の力量も分からんとは情けない」

…え、、ここは…

私が力を振り絞って握った手はあの彼ではなく虎杖くんの腕だった

家入「お、起きたねー、大丈夫？」

女の人…？

私はベットの上にいて、何か少し特有のツーンと鼻をつく匂いもする

A「あ、ごめん虎杖くん痛くなかった？」

虎杖「うん、俺は大丈夫…いやいや！それは俺のセリフでしょ！！！」

宿儺「まだ内臓治ってないだろう、血が出てるぞ」

…あ、本当だ

口から血が出てきた…

家入「ごめんな、君呪霊でもあるし人間でもあるみたいだから、
　私の反転術式で治すとどうなるか分からなくて」

A「確かに、私の呪力以外の反転術式を使うと普通に怪我しちゃうかも…
　でも手当してくれたのね、ありがとう」

この子も反転術式が使えるのね…

A「宿儺…なんでか反転術式が使えなくなっているの
　どういう事だと思う？」

しかも気絶してしまうなんて…

宿儺「…分からんのか阿呆め
　貴様、最近呪霊を取り込んだのはいつだ」

A「…えっと、、あれいつだろう」

呪力は封印の間にたくさん取り込んでたから

余計に必要ないと思って取り込んでなかったのよね…

A「そっか、呪力切れね」

私としたことが…

ガラッ

夏油「A？目が覚めたのかい？」