【呪術廻戦】巫女と呪術師と呪いの王 I (ページ29)

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・　　　五条side ページ29

夏油「本当に睡眠をとらないなんて…」

アイツは、多分千年前人間の頃は呪術師として活動していなかったんだろう

呪力の使い方を分かってない

五条「…いくら反転術式の常時発動があるとしてもそれが続く条件は」

夏油「大量の呪力が常に彼女にある事」

大量の呪力…普通呪術師は訓練する中で自然と呪力の調整を行い

無駄な呪力が出ないようにコントロールすることができる

けどAは、術式もあって常に新しい呪力を取り込んでいくから

そのコントロールが上手くいかない

加えて反転術式ほ常時発動イコール、呪力が常に減りつつづけてるって事

それでも成り立っていたのはAが呪霊を祓う事で

呪霊の呪力を取り込んでいたから……

夏油「多分今彼女は、呪力が減り続けているんだ
　呪霊も時期的に減っているから……」

五条「…………」

くそ、チョコ食わなきゃよかった

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お礼のチョコ僕も食べちゃったし…

これでAに何かあったら寝覚めが悪いもんね

とか思ってAが行った任務先に行くと

やっぱり案の定、怪我も治らなくなってる

呪霊を祓ってAを見ると気を失って倒れていた

……内臓やられてんなコレ

もろに食らったんだ

五条「…え、軽すぎ」

Aの体を持ち上げると、恐ろしく軽かった

コイツ身長170ぐらいあるはずだろ？

野薔薇よりも軽いんじゃない？

五条「……まさか何も食べてないとか無いよな？」

自分の力を過信しすぎてこの様か

いたいね、昔の僕みたいだよ