【呪術廻戦】巫女と呪術師と呪いの王 I (ページ16)

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・　　　夏油side ページ16

な、にを…

夏油「私の情報を取得…？」

A「簡単にいえば、口と口で接物した対象の過去の記憶…それと、

　対象が感じている気持ちを理解するの」

それは…とてもやばいのでは

A「そうだな…例えば君がまだ私との接物を忘れられないこと…とかね」

夏油「…！！///////」

さっきの熱がひきかけていたのに、

彼女の発言でまた高くなった

耳真っ赤だよ

そう言って微笑む彼女の髪が太陽の光に照らされてキラキラと輝いているように見えた

夏油「……それは解除できないのかい？」

A「知りたい？」

知りたいに決まってる

これからずっと彼女に心を読まれるなんて無理だ

A「もう一回すればいいの」

もういっかい、、？？

A「接物」
夏油「は？！？！」

私に近づき、耳元でそう言った彼女の顔は少しだけ

いたずらをしている時の悟と似たような顔をしていた

……楽しんでいるな、、

A「どうする？するなら、夏油くんからしていいよ」

そう言って目を瞑ったA

長いまつ毛が風に揺れてる気がする

綺麗な肌に薄桃色の唇

あの時彼女からは何か落ち着くような香りがして

頭で何も考えられなくなっていた

夏油「……ｯ!」

これは…どうすれば

宿儺「おい、」

A「あれ、宿儺」

虎杖「夏油先生？大丈夫？顔赤いよ」

夏油「悠仁、、、」

腹を括って彼女に向き合おうとした時、

後ろから悠仁が現れた

虎杖「どったのこんな道の隅っこで…

　ってあれ？Aさん死刑になったんじゃ？？？」

A「私死なない体だから、生き延びたの
　今は特級呪術師よ」

悠仁の方に体を向けて手でピースをするA

虎杖「まじ！やるね！！！」
宿儺「くだらん」

A「冷たいな」

落ち着け、、、今のうちに落ち着くんだ

彼女が2人と話をしている間に呼吸を整えて体の熱を下げる

本当に、彼女は何を考えてるのかわからないな、、
悟はそんな彼女を嫌いだと言ったけれど…

私はなぜか彼女と話す時心なしか安心するような気がするんだ

虎杖「じゃあ俺は任務終わったから先帰んねー！」
A「お疲れ様」

しまった、、

2人が話している隙に帰ってればよかった…