【呪術廻戦】巫女と呪術師と呪いの王 I (ページ11)

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呪い　　　you side ページ11

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それは突然起きた大災害だった

最初は大地震が起きて、地面が割れた

次に津波が起こり、水が引けば次は火事が起きた

連続する災難をみんなは神の祟りだと大騒ぎだった…

気づけば周りの人達から“巫女”なんて呼ばれたりして…

だけど別に何かの神に支えてるわけでもないし

神という存在を私は信じていないのだから…

五条「んで？結局どうゆうことよ」

案の定、私が予想した通りの結果になった死刑執行した結果になった

するとすぐに目隠しくんが戻ってきた

A「…神の怒りを鎮める、けれどその人の心の裏には
　災害によって失った悲しみ、憎しみ、恨み、怒り…
　神への負の感情が強くあった」

五条「神…ねぇ？」

私が巫女と言われていたのは反転術式で傷を治すことができたから、

特に神社の娘でもないのにも関わらず

呼ばれていたもの…

実際、私は神を信じていないのだから

A「でも実際神を見た人なんて存在しなかった…

　だから、1番神に近い私にその負の感情は当てられた
　

　 …私にかけられた呪いそれは、、」

五条「“生き地獄”ってとこかな」

そう、この呪いを簡単に説明するには1番適した言葉

生き地獄

私は反転術式の常時発動によってどんな傷もすぐに治る

加えて、封印されている間に無意識に呪力を周りから吸い取っていた事もあり

生前と比べてそのレベルも増していた

A「人間でもあり、呪霊でもある私にだからかけられた呪い

　何かを失ったとしても、

　重症を負ったとしても

　私に与えられるのは強い痛みだけ

　永遠に死ぬことを許されない」

全て失った悲しみ、

苦しみ

それを乗り越えられるのは

人生に終わりがきちんとあるから

死者との繋がりがあるから…

A「…誰よりも死にたいのは私

　倒れている人達は、私を殺そうとした危険因子と判断されたんだと思います
　
　私に命の危険がある時にだけ出現する呪いの具現化…

　特級過呪怨霊…ジンによって仮死状態になっています」

うんざりしてしまう

1番死にたいと思っている私が、死なないなんて…