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味方 you side ページ14

夏油くんの家は私の家から数分のところにあるみたいで,
思ったよりも早く家に着くことができた


…確かこの扉の横にあるボタンを押せばいいのよね,,,



ボタンを押すとベルのような音が鳴った
本当に便利な時代になったわね



ドタドタッ…!!


何やら中が騒がしいわね,、



ガチャッ
夏油「や,やあ…遅くにすまないねA」

A「ええ…ところでどうしてそんなに息切れしているのかしら」



扉を開けてくれた夏油くんはなぜか息を切らしていて,
服装も少し乱れていた




夏油「こ,これは…そのなんていうか……」
A「…?」



夏油「…,なんでもないよ,どうぞ中に入って」




夏油くんはため息をついた後,話すのをやめて私を家の中へと案内してくれた





夏油くんらしい大人な雰囲気の家で
少し不機嫌そうな夏油くんと机を挟んで向き合い,
夏油くんが出してくれた紅茶を飲む




A「それで,夏油くん話っていうのは何かしら?」
夏油「…あぁ、」





…夏油くんは小さく深呼吸をしてゆっくり、いつも通りの優しい声で
だけど、どこか怒りも含んでいるような声で

私たちと離れた後の出来事を話してくれた


そして私の考えが確信へと変わった




夏油「…驚かないんだね」



その言葉の後、何も言わず私は彼からの手紙を夏油くんに渡した

今、どこにいるんだろう


きっともう彼に自我というモノなんて無くて
ただひたすらに、殺意しか湧いていないのかしら……




夏油「なるほどね、、、」



しばらくの間静かな時間が流れた

夏油くんの心から流れてくる感情は不思議で



悲しそうな、怒りも含まれていてだけどなぜか、緊張…しているような感情だった




夏油「もう心を読まれているのかもしれないから単刀直入に言うね」
A「ええ」



夏油くんは真っ直ぐに私の目を見つめて、




夏油「これから君がどう言う行動を取ろうとしているのか私はわからない

  けどね、これだけは分かってほしい
  私達はこれからも君の味方だよ」




さすが長年の親友ね、五条くんと同じことを言うんだから
もしかしたら夏油くんは私が彼の元に行くと思っているのかもしれないわね…




A「ありがとう、夏油くん、そう言ってもらえてすごく嬉しいわ」

夏油「…それで、君はどうしたいんだい?」

大切な人 夏油side→←逢いたい you side



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設定タグ:夏油傑 , 五条悟 , 両面宿儺   
作品ジャンル:アニメ
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バナナプリン - すッッッゴイ設定好きです!!✨🍌🍮呪霊に呪われてるっていうのも良いし、キャラとの関わりも良いし、すごく好きな作品です!!ジンとの絡みとかも楽しみにしてます!! (11月13日 0時) (レス) @page4 id: 2d27e83292 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みろく | 作成日時:2023年10月13日 14時

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