逢いたい you side ページ13
もう彼は私が覚えてる記憶の中の彼ではないのかもしれない
宿儺の呪力に取り込まれ、自我を保てていない
ただひたすらに、私を生贄にした人達への復讐心が
今の彼を突き動かしているのかもしれない
体の水分が全部涙に変わっているのではないかと思うほど、涙が流れていく
彼は、幸せじゃなかった
今も、私のせいで苦しんでいる……
とめないと、今すぐに彼を
今はまだ彼は誰も手にかけていないはずだから……
なのに…今はただひたすら彼に……
A「逢いたい、、、会ってたくさん……ッツ!!
た、たくさん話をしたい……、、、」
私は幼い頃、呪術が使えるようになった
私の親は非術師で、呪術なんて別次元の話だったから…
ケガをすぐに治してしまう私を気味悪るがり、遠ざけた
そして、わざわざ調べ呪術にゆかりがあり、かつ理解のある村に私を捨てた
呪術に理解のある村に捨てたのはまだ、
あの2人に親心というものがあったからなのかもしれない
けれどまだ若かった私は、私は2人にとって必要のないいらない子だと思った
だから、この村では私が必要であると居場所を見つけるのに必死だった
そんな私に彼は出会いは不思議なものだったけれど、
毎日、私がどれだけ素敵か、伝えてくれた
彼は村の人気者で私には眩しく見えた
そんな彼が、私を必要だと言ってくれた時はとても嬉しかった……
A「……私は彼に何もしてあげれてない、、、、」
彼は私に沢山のことを教えてくれたけれど…
私は彼に何かしてあげられただろうか、、、
辛い、悲しい、逢いたい、、、
もう、感情がぐちゃぐちゃだ、、、
今日はもう、眠ろう
もしかしたら、夢に彼が来てくれるかもしれない
ピロン!
夏油遅くにすまない、今大丈夫かい?
スマホに夏油くんからのメッセージが届いた
彼のおかげで、このスマートフォンの使い方には慣れた
…私本当つくづく誰かに助けられて、救われてばかりね
A大丈夫よ、どうかしたの?
夏油今から会って話したいんだが…、
どうしたのかしら、、
夏油くんからいきなり夜に呼び出しなんて、、
何か急ぎの用事かもしれない
どうやら彼は今まで何か用事をしていたみたいで、
今、家に戻る途中だというから
私が夏油くんの家に向かうことにした
何故かそう言うと夏油くんは少し慌てていた
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バナナプリン - すッッッゴイ設定好きです!!✨🍌🍮呪霊に呪われてるっていうのも良いし、キャラとの関わりも良いし、すごく好きな作品です!!ジンとの絡みとかも楽しみにしてます!! (11月13日 0時) (レス) @page4 id: 2d27e83292 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みろく | 作成日時:2023年10月13日 14時