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携帯の通知音で目が覚める。
あれ…なんかいつもとベッドの位置が違う…？
携帯を取ろうと思って手を伸ばすと、曲げた足が何かに当たる。
『えっ…なに…？』
その時、不自然に布団が盛り上がってることに気づいた。
凝視してると、もぞもぞ動き出す。
ガバッと布団を剥ぐと、綺麗な顔で寝てる平野紫耀。
一気に記憶が蘇る。
…私あのまま寝ちゃったんだ…。
紫耀のおでこに手を当てると、まだ熱かった。
キッチンに冷えピタを取りに行こうと思って、起き上がろうとしたけど、紫耀の腕が絡みついて遮られた。
私はそのままベッドに逆戻り。
後ろから紫耀の腕に包まれる。
『ちょっと…紫耀？』
紫耀「…………い」
『なに？なんて言ったの？』
紫耀「……さむい…」
さらに力を強く抱きしめてくる。
…ドキドキしてる場合じゃない…！
『冷えピタ持ってくるから！』
紫耀「いい…このままでいい」
『…いいわけないでしょ！ほら離して？』
数分間経った後でやっと離してくれた。
冷えピタを取りに行って、付け替えてあげる。
『体温計、はかるよ？』
脇に挟んで音が鳴るのを待つ。
『38.5℃かー…全然下がらないね…』
顔も熱いし、何より辛そうな顔がよく伝わってくる。
『病院行く？』
紫耀「…大丈夫」
『大丈夫って…』
その時私の携帯の振動音が聞こえた。
…そういえばさっからずっと鳴ってるな…。
携帯を開くと一人の人からの通知が大量に来てた。
Ren優太に聞いた。紫耀大丈夫?
Renまだ紫耀の家?
Renおーい
Renほんまに大丈夫?
Ren俺も行こうか?
Renあとちょっとで仕事終わるからまた連絡するわ
Ren終わったー
Renえ、今どこにいんの?
RenAーーー
Ren 不在着信
Ren 不在着信
やばい、全然気づかなかった…。
返信しようと思って文字を打ってる時に、玄関のチャイムが鳴る。
何も考えないでドアを開けると、ポカンとした顔で私を見る廉がいた。
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Kishiティアラ - 岸くん希望です♪ (2020年3月16日 12時) (
レス) id: 1314a44ccf (このIDを非表示/違反報告)
キリン(プロフ) - シンデレラガールさん» ありがとうございます！なるべく間を開けないように更新頑張るので、これからもよろしくお願い致します！ (2019年3月27日 2時) (レス) id: ade1832552 (このIDを非表示/違反報告)
シンデレラガール - とっても面白いです！いつも更新楽しみにしてます。これからも応援してます！ (2019年3月24日 17時) (レス) id: 9c89617329 (このIDを非表示/違反報告)
キリン(プロフ) - れくさん» ありがとうございます！嬉しいです(泣) 更新遅いこともありますが、最後までお付き合い頂けると嬉しいです！ (2019年3月22日 21時) (レス) id: ade1832552 (このIDを非表示/違反報告)
ゆったん(プロフ) - れんくん希望です！ (2019年3月20日 21時) (レス) id: f06a2cc6b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キリン | 作成日時：2019年2月11日 14時
