オタクがトリップした世界の日常

【君への気持ち】(Musicさん リクエスト) ページ22

「みなさん、赤川Aについての想いを語ってください！でなければこの部屋からは出られませんよ？では」







「「「「は？」」」」









ふざけているとしか思えないアナウンスが
たった今流れた







此の場にいるのは









敦「どういうことです？」








芥川「知るか、自分で考えろこの愚図」








太宰「中也の馬鹿力で此の部屋壊せないの？」








中也「テメェは一言余計だ！さっき試したけどビクともしねぇ」









あろうことか仲の悪い新旧双黒だった









この４人はいきなり後ろから殴られ気を失い、気づいたらこの部屋に居たのだ









窓も扉もなく、真っ白なこの部屋に









太宰「にしても……Aちゃんについてって
なにを話せばいいの？」









太宰さんは少し悩み、口を開いた









太宰「敦くんとAちゃんが同居してるってこと？」









ﾋﾟｼﾘ









それを聞いたポートマフィア組は顔を歪め、
敦くんは最高に顔を青くしていた









中也「そいつは初耳だなぁ……」









芥川「人虎……貴様、Aになにをした！」









敦「なにもしてない！！」









そこに追い討ちをかけるように太宰さんが再び口を開く









太宰「ずるいよねぇ、あの声で毎朝
おはよう敦くん、なんて言われちゃってさ」









敦「いや、そもそも最初に僕とAちゃんを
同室にしたの太宰さんじゃないですか！」









太宰「だって、私の部屋で一緒に住もう？って言ったら真顔でお断りしますって言われちゃったんだもん」









中也「A、それに関してはナイス判断だ」









すると、再びあのアナウンスが流れた







「このままだと、何も進みそうにないので
この僕が司会をさせて頂きます」←









太宰「いや、君何様なの？」









「神様です」









ここで真逆のアナウンスの正体が神だということが発覚した←









芥川「ﾌﾝｯ 神だと？くだらぬ」









「注意として言っておきますが、今から赤川Aに対しての想いを告白すればこの部屋から出ることができます。

ですが、もし告白しなければあなた方４人で
死ぬまで仲良くここで暮らしてもらいます」









「「「「絶対に嫌！」」」」









「なら、ぶっちゃけてください」








この神、問答無用である

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