【文スト】オタクがトリップしたらチートで愛されました

異能力４０【Murder on D Street】 ページ45

『なんです？乱歩さん』





乱歩「ちょっと待ってて、国木田くーん僕そろそろ名探偵の仕事に行かないと」








国木田「あぁ、殺人事件の応援ですね」









乱歩「まったく、この街の警察は僕なしじゃ
犯人一人捕まえられないんだからなぁ

でもまぁ……僕の【超推理】はこの探偵社
いや、この国でも最高の異能力だ！

みんなが頼っちゃうのも仕方ないよねぇ」







国木田「頼りにしてます、乱歩さん」







乱歩「わかってればよろしい。そう、君らは
探偵社を名乗っておいてその実、“A以外”
猿ほどの推理力もありゃしない」







ん？私？








『私だって乱歩さんには敵いませんよ、何だって乱歩さんは世界一の名探偵なんですから』






それに私は全部知ってて言ってるだけだし……






乱歩「さっすがA！わかってるねぇ！
まぁ、この探偵社が探偵社であるのはみんな僕の異能力【超推理】のお陰だよ」






春野「すごいですよねぇ【超推理】。使うと瞬時に事件の真相がわかっちゃう能力なんて」





国木田「探偵社、いえ全異能力者の理想です」







乱歩「当然だね！」







やばい、この２６才児かわいすぎる……






国木田「小僧。ここの片付けはいいから乱歩さんにお供しろ電車ですぐだ」





敦「ぼ、僕が探偵助手ですか？そ、そんな
責任重大な……」





乱歩「まさか、二流探偵じゃあるまいし
助手なんて要らないよ、欲しいのはA！」






わ、私！？






『私もついて行くこと決定なんですか？』






乱歩「うん」






え、なにその当たり前じゃんみたいな顔……







敦「じゃあ、僕は何を……」







乱歩「ほら僕、電車の乗り方わかんないから」





＿＿＿＿＿＿
___
__






乱歩「おおー！」







乱歩さんは楽しそうにビー玉を覗いている







か、かわいい…







でも、結構驚いたな……切符の買い方、改札の通り方、ホームの場所、なんにもわかんないとは







まぁ、それより






『ねぇ、敦くん』






敦「何？Aちゃん」





『もういなくならないでね、君の居場所は此処なんだから』ﾆｺｯ







私の言葉をきいた敦くんは一瞬目を見開いて






敦「///う、うん」





って言ってくれた。でも顔が赤いのはなぜ？
なんでみんなこの頃顔赤いの？？風邪はやってるのかな？？





取り敢えず、赤面かわいい！←






敦(//Aちゃんの笑顔、破壊力が凄い……)






乱歩(何で僕が居るときに他のやつと
イチャイチャするのかなぁー)ﾑｰ

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