異能力18 ページ20
Aside
太宰「なんだと思う?」
敦「うーん…朝の幻覚…?」
だとしたら随分と変な幻覚を見ているよね私達
太宰「はっずれー!」
敦「まさか、敵の襲撃ですか!?罠にかかったとか!?」
太宰「自分で入った」
敦「『はぁ?』」
太宰「いや何ね、こうした自 殺法があると聞いたものだからこうして試してみたのだよ
だがこの通り試してみると苦しいばかりで一向に死ねない
しかもここまで嵌まると自力では出られない、死にそう」
敦「はぁ…ですが自 殺法なのですから、そのままそうしていればいずれ自 殺出来るのでは?」
太宰「私は自 殺は好きだが、苦しいのも痛いのも嫌いなのだ!当然だろう!!」
自 殺好きなら耐えろよ!?そこは!
『ハァ 太宰さん、それ拷問法です。それにちゃんと足元を固定しないとダメですよ』
敦「Aちゃん、そこ!?」
太宰「そうだったのかい?通りで死ねないはずだ…」
敦「『…えい』」
太宰「おお!?」
私と敦くんは太宰さんが入ったドラム缶を
(躊躇なく)ひっくり返した
太宰「…はぁ痛かった、助かったよ敦くんと
Aちゃん 君たちがいなければ腰からポッキリ二つに折れるところだった」
『じゃあ、助けなければ良かったですかね』
太宰「辛辣!」
敦「他の同僚の方に助けを求めなかったんですか?」
太宰「電話したよ、死にそうなんだけどって
そしたら皆何て言ったと思う?」
敦「『死ねばいいじゃん』」
太宰「ご名答、全く異能力者って連中はみんなどこか心が歪だ」
『異能力者ねぇ』
あれ?そういえば私、まだこの人達に異能力あるって言ってなくね?
事務員とかで雇うつもりなのかな?
じゃあ別に異能力特訓してポートマフィアに殺されかけなくても良かったのか?←
やばい、頭の中が?でいっぱいになってきた
敦「…太宰さん」
太宰「?」
敦「…武装探偵社のいわゆる探偵の方達は
やっぱり皆さん、異能力者…なんですよね…?」
太宰「そう、警察でも歯が立たない敵を倒す、武装集団だ だからAちゃんは事務員かな
異能力もってないし」
あ、予想通り、あのバカ神が異能力のこと
わからないようにしとくって言ってたもんな
『あの太宰さ「でも」』
…敦くんに遮られた、だと!?
敦「…やっぱり僕は、探偵社には入れません」
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クローバー - すごく面白くて一気読みしてしまいました!!これからも楽しみにしております!! (2022年3月16日 15時) (レス) @page20 id: 3b7ae8b837 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 超面白かったです!!!!1話から一気に読んじゃいましたwww更新楽しみにしてます! (2021年11月6日 22時) (レス) id: 0ccffa4196 (このIDを非表示/違反報告)
9Sに殺されたいロリコン - レッドウルフさん» 福沢さんの初登場のトコっすよ!! (2019年12月7日 16時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - れおさん» あ、あとスミマセン……それ、どこのことでしょうか……?わからなくって…←おい (2019年11月4日 15時) (レス) id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - れおさん» スミマセン!ご指摘ありがとうございます!はい!更新頑張ります! (2019年11月4日 15時) (レス) id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レッドウルフ | 作成日時:2019年5月19日 17時