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『じゃあその…アベリア、にちょっと聞きたいことが…』
Ab「はい、なんでもお聞きください」
そう快く私の言葉に対応してくれる彼女が浮べる笑みを見て、心の何処かで確信する
彼女は…アベリアは、きっと
『もしかしてアベリアは…
“チーノのお姉さん”だったり、しない？』
「「「！」」」
私の言葉に驚いた様子の彼女の瞳は夕日を溶かしたような綺麗な橙色。少し癖が残る淡い水色の髪は彼女が身体を動かす度にやはりサラサラと揺れていた
そして極めつけは…自分に嬉しいことがあったのだろうときの笑顔
その顔はどことなくチーノが笑った時の表情に似ている気がしたのだけど…
『あ、ち、違ったかしら…』
Ab「い、いえ、その通りでございます」
アベリア改めて、彼女のフルネームは“アベリア・ガオナァ”。元々彼女の方が先にこの城に勤めていたらしく、その数年後にチーノが推薦を受け幹部になったらしい
けれど、幹部の身内となると色々面倒なこともあるようで、自分からこのことは進んで言わないようにしているそうだ
彼女が言うには、見た目の特徴で疑われることはあってもメイドと幹部はあまり結びつかないらしく、バレることは少ないと
Ab「久しぶりにバレたので驚きまして…」
shp「まぁ確かにこの人ら身体的特徴ほぼ一緒なんで、姉弟って言われてみれば…って感じですけど。よく気づきましたね」
『それもそうですが…笑ったときの笑顔がチーノと似てたので』
ci「え、俺あんな顔してます？」
Ab「チーノ様。あんなとはなんでしょう、あんなとは…？殴りますよ」
ci「そうやってすぐ手が出る！これだから姉さんは彼氏と喧嘩ばっか_「チーノ？」ハイ、スミマセン」
「A様…僕いじめられたぁ」と泣きべそをかくフリをしながら私に勢いよく抱きつこうとしてくるチーノを、アベリアが咄嗟にグイッと止めた
Ab「チーノ様、A様の元へ案内ありがとうございました。もう自分の仕事へ戻って大丈夫ですよ」
ci「…やだもん、俺もA様の執事やる」
Ab「ショッピ様。恐れ入りますがチーノ様をトントン様の元まで連れて行ってあげてくださいな」
shp「えっ、めんど_「お願い致しますね」ハイ」
アベリアの強制的な流れに呑まれた２人はドアの外へと放り出される
そんな向こう側からは
「お前姉さんに負けんなや」
「俺もあの人姉みたいなもんやし頭上がるわけないやろ」
「弱虫」
「そのまま返す」
なんて会話が聞こえてきて
『アベリア…貴女すごいのね』
Ab「ﾌﾌｯ 恐縮です」ﾆｺ
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くろいるか - え”、下書き中やーーーん (2022年10月11日 16時) (
レス) @page50 id: ebfe8bc644 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 夢主綺麗だよね〜絶対！無理せずに頑張ってくださいね！ (2022年10月10日 17時) (レス) @page50 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 新作!!!楽しみにしてます、頑張って下さい! (2022年10月8日 23時) (レス) @page50 id: 98cd497361 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - そして、emさんも好きになってしまうというジレンマ...君は保護者ポジかな?それとも恋愛対象ポジかな?どっちなんーだい??! 頑張って下さ〜い! (2022年9月29日 21時) (レス) @page49 id: 98cd497361 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - emさん動揺し過ぎだね…無理せずに頑張ってくださいね！ (2022年9月28日 7時) (レス) @page49 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レッドウルフ
| 作成日時：2022年5月23日 12時
