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slime32 ページ37

〜次の日〜


シズさんは丘の上に居た



『どう?私達の村、気に入ってくれた?』



私とリムルはそれぞれ、嵐牙とルナに乗って
シズさんのもとへ行き聞いた



シズ「えぇ、とっても!」



リムル「シズさん さえ良ければいつまでも
この村にいていいんだぞ?」



と、リムルが遠慮がちに言うと



シズ「ありがとう、……でも行かなきゃ

私がこの村にいると、みんなに迷惑をかけちゃうかもしれないし。」



リムル「『?』」



シズさんはどこか切なそうに言った



シズ「私の旅の目的は、私を召喚した
男を探すことなの」



リムル「……みつけたらどうするんだ?」



シズ「…………」



シズさんは先ほどの笑顔とは変わり落ち込んだ
ような顔になってしまった




『そっか、でも、いつでも来てね!歓迎する!ね!ルナ!』



ルナ「もちろんです!」



シズ「ありがとう、みんな」

ーーー



そして、シズさん達が村を去る時間になった



エレン「おまたせー!」


カバル「やっと来たぜ たく、女ってのは
支度がおせーよな」




ギド「待ちくたびれたでヤス」



そんなとき、シズさんが急に苦しみ始めた



シズ「くっ…………くぁ…………」



エレン「シズさん!シズさん!」



エレンの言葉も虚しくシズさんは炎に
包まれてしまった



カバル「シズ…………シズエ・イザワ!?」



ギド「シズエ・イザワって………
爆炎の支配者か!?」



エレン「シズエ・イザワって50年くらい
前に活躍したギルドの英雄よね!?」



カバル「もう、引退したんじゃ
なかったのかよ!」



シズさんの様子を見て私とリムルは
リグルドとリグルに指示をだした


リムル「リグルド、リグル、みんなを
避難させろ!」



リグル「で、ですがリムル様!」



『命令だ』



リグル、リグルド「「ハッ!」」



リムル「いるな?嵐牙。」



『ルナもいる?』



嵐牙「ハッ!我が主よ!ここに!」



ルナ「私も居ります!」



リムル「『始まったら頼む』」


その瞬間、シズさんの仮面が外れ
涙を流していることがわかった



シズ「オサエキレナイ……ワタシカラ…ハナレテ…」



『心配しないで、あなたの呪いは私たちが解いてあげる』


リムル「『任せろ』」




シズ「オ…ネ……ガイ」



そして、シズさんの体は完全に炎に呑み込まれてしまった

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作者名:レッドウルフ | 作成日時:2019年4月12日 19時

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