slime25 ページ30
エルフ「た、大変……っ」
『……大丈夫だよ。それよりリムル、
お姉さん、濡れなかった?』
リムル「お前なぁ!これが水だったから
良かったが熱湯だったらどうするんだ!?」
え?それはもちろん……
『同じようにするよ?だって目の前で
そんなことが起こってたら
じっとしてられないし。』
リムル「はぁ、お前らしいと言えばお前らしいが…無理すんな!」
皆が唖然としているなか
ベスターが回転を加えて吹っ飛んだ。
いや、正確にはカイジンがベスターを
ぶん殴ったのだが…
ちょっと、ガルム?さりげなくグジョッブしてるの見えてるからね?
カイジン「よくも、俺達の恩人に
ケチ付けてくれたな」
ベスター「き、貴様!誰に向かって
そのような口を……」
カイジン「あ“あ“っ!」
怖っ!?
ベスター「ひっ」
ベスター大臣は「覚えてろっ」と悪者特有の
言い文句を残し店を出ていった
カイジン「悪かったなママさん、店を汚して」
ママ「それはいいけど…」
カイジン「Aの嬢ちゃん、大丈夫か?」
『うん、それよりカイジンのほうが大丈夫?
腐っても相手は大臣でしょ?』
リムル「この国に居られなくなるんじゃないのか?」
カイジン「なに、俺の帰る場所は
あんたらが用意してくれるんだろ?」
え?
ガルム「カイジンさんが行くなら俺たちも!」
ドルド「あぁ、もちろん!」
ミルド「…………コクコク」
カイジン「だから、あんたらについて
行かせてくれ!」
リムル「……わかった
実はその言葉を待っていたんだ」
『うん、これからよろしくね』
細かいことはいい、カイジン達が来てくれるといつのなら私達はそれを受け入れるまでだよ!
〜〜
…………と、格好つけても一国の大臣を殴ったのは
見逃されないよね、やっぱり
カイジン「兄貴にリムルの旦那、それに
Aの嬢ちゃん……何をやってるんだよ」
カイドウ「フンッ!バカにお灸を据えて
やったまでよ!」
そんな訳で私達は王宮へと連行されてしまった
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作者名:レッドウルフ | 作成日時:2019年4月12日 19時