恋の戦士 (ページ6)

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星「あれ、おだんごじゃねーか」

月「星野！」

愛「夜天くん！大気さん！」

星野光、大気光、夜天光

以前は知らない人はいないというくらいの超人気アイドルだったらしい

知らないと首を横に振ると、美奈子ちゃんにすごく熱弁された、なぜ引退しちゃったのかしら

私が今朝感じた強いオーラはアイドルのオーラだったのかもしれない

水「珍しいですね、3人とここで会うなんて」

大「星野が急に食べたいと言い出して」

夜「なんで僕まで…」

みんなとても仲が良さそう、なんだか羨ましい

夜「隣、いい？」

「あ、どうぞ」

＿＿どうしてだろう

この人が隣に座った途端、なんだかすごく安心する

夜「好きなの？ケーキ」

「うん、甘いものはなんでも好き」

夜「女の子って感じ」

可愛らしい顔とは反対に、結構ツンツンしてる性格なのね

「甘いもの嫌い？」

夜「あんまり食べないだけ」

「美味しいのに」

夜「紅茶はよく飲む、なんか落ち着くんだよね」

テーブルに置かれているティーカップを眺めながら微笑みを浮かべてそう呟いた彼に思わずときめいてしまった

なんて綺麗な瞳＿＿＿

「私も、お茶は好きよ」

「心が安らぐ気がするから」

夜「恋野さんはどうしてこの街に来たの」

「Aでいいわ、大切ものを取り戻すために、と言ったら？」

夜「それって、どういう＿＿」