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内緒の出来事 ページ13

教室の扉を開けると、私を見るなり勢いよく駆け寄ってきたうさぎちゃんたち

愛「Aちゃん!もう学校来ないで何してたの?」

水「何かあったんじゃないかって心配してたのよ」

「おはよう、ごめんね」

でもよかった!と美奈子ちゃん、休んでた分のノート見る?と亜美ちゃん

夜「ちゃんと来たんだ」

「うん、約束したから」

昨日はありがとうと言葉を付け足すと

月「え!なになに!?昨日2人なんかあったの!?」

木「実は会ってたとか?」

大「そうなんですか?夜天」

星「え、まじ?」

夜「あーもー!なんでもないよ!朝から騒がしい」

うるさいうるさい!と手で払う素振りを見せている

ごめんと小さく手を合わせると大丈夫と言ってくれた

愛「ねね、今度の日曜日さみんなで行かない?」

そう言って見せたのは、遊園地のパンフレットだった

愛「新しくオープンするんだって!レイちゃんも誘ってさ!」

火野レイちゃんというT.A女学院に通っている友達がいる、とまこちゃんが教えてくれた

愛「もちろん夜天くんたちもよ!」

夜「なんで休みの日に遊園地なんか…」

休みだから行くんでしょー!と美奈子ちゃんに詰められている

確かに、それはそうかも(笑)

当の本人は耳を塞いでいるけれど

大「たまにはいいじゃないですか、特に予定もありませんし」

星「遊園地なんて久しぶりだな〜」

木「Aちゃんも来るだろ?」

「うん!楽しみ!」

遊園地、初めて…

夜「まあ、Aがいるならいいけど…」

「ん?夜天くん何か言った?」

ううん、なんでもと首を振られてしまった

私の名前を呼んだ気がしたけど…気のせいだったみたい

甘い味→←___



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作者名:愛野 | 作成日時:2023年6月27日 23時

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