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紫耀side
それからしばらくの間、俺の肩を濡らしながらしずかに廉は泣き続けていた。
そして廉は俺に抱きついたまま徐に口を開いた。
廉「・・・…紫耀はさ…・・・紫耀にもさ…こういう時…ある…？」
紫「…うーん。たまにね」
廉「どうしてるの？そういうとき」
紫「昔はね。一人でなんとかしようと思ってた。でもさ、いっつもママにバレて今の廉とおんなじ感じになってた。笑 今の俺が廉にしてることって、ほぼ俺がママにしてもらったこと」
廉「・・・そう・・・なんや・・・」
紫「でもね。やっぱりさ、しんどい時に一人で頑張るのって限界あんのよ。だから、今は俺は優太とかじんにちゃんと頼る事できてる、ママもういないから余計だと思うけど。・・・だからさ。廉は俺をそういう風に使っていいんだよ。しんどい時はもっと甘えてきんしゃい。笑」
廉は、聞こえるか聞こえないかわからないくらいの音量で
「ありがと…」といった後、またすすり泣きだした。
しばらくして、廉の呼吸がとても穏やかになり、やがてそれがスースーとかわいい寝息に変わった。
よかった…。
俺はそっと廉をベッドに寝かし、頭をなでた。
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na.(プロフ) - 月海さん» いつもありがとうございます！優しい世界のお話を意識して書いてるのでそう言ってもらえるとのは本当に嬉しいです♡廉くんどうなるでしょうか…続き、楽しみに待っていてくれたら嬉しいです^_^ (3月7日 19時) (
レス) id: acd47871e5 (このIDを非表示/違反報告)
月海(プロフ) - このお話が大好きです。登場人物の皆さん全てが優しくて 私の癒しです。でも廉君心配です 岸お兄ちゃんに本当の気持ちを 吐き出せると良いですね。 (3月7日 1時) (レス) @page21 id: 8c6ed5089e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：na. | 作成日時：2024年1月28日 12時
