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紫耀side
俺に背中を向けるように横になっていた廉。
少しの間、そのままの時間を過ごしていた。
そろそろ寝れるといいんだけどな…
そう思った矢先、今まで微動だにしなかった背中が小刻みに震え出した。
それと同時に廉の少し荒い呼吸が耳に入ってきた。
廉「…ﾊｧ・・・あ‥ッ…ﾊｧ・・・ッっぐッ」
えっ‥まさか薬が合わなかった？！
紫「・・・どした？！」
慌てて俺は起き上がって廉の身体を顔が見えるようにこちらへ動かした。
廉「ぜんッぜん‥ねむく・・・ならへんッうッって思ったら・・・しんどっく‥なって・・・」
廉「でも…もうっ今日ッ…たくさん・・・・・・泣いたッ…もう・・・なきたくっないっ・・・」
廉の呼吸が乱れていたのは、必死に泣くのを耐えていたからだった。
まったく…こいつってやつは…
もう少し…人に弱いところ素直に見せられたらなぁ…
俺は、廉の身体を抱き起し、またぎゅっと抱きしめた。
紫「れぇん。まずね。お薬そんなにすぐには効かない。だから焦らなくて大丈夫。」
紫「・・・んでさ？・・・こういうしんどい時にさ・・・泣くのってなんもはずかしいことじゃない。何回だって泣けばいいし、つらい時は辛いって言っていい。廉も人にはそう思うでしょ？
自分にだってそれ認めてあげてよ」
廉「っ…ｳｯ‥‥ッ‥‥ッ・・・・・」
廉は静かにまた泣き出した
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na.(プロフ) - 月海さん» いつもありがとうございます！優しい世界のお話を意識して書いてるのでそう言ってもらえるとのは本当に嬉しいです♡廉くんどうなるでしょうか…続き、楽しみに待っていてくれたら嬉しいです^_^ (3月7日 19時) (
レス) id: acd47871e5 (このIDを非表示/違反報告)
月海(プロフ) - このお話が大好きです。登場人物の皆さん全てが優しくて 私の癒しです。でも廉君心配です 岸お兄ちゃんに本当の気持ちを 吐き出せると良いですね。 (3月7日 1時) (レス) @page21 id: 8c6ed5089e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：na. | 作成日時：2024年1月28日 12時
