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-夜 病室-
廉side
…こわい。
優太にいっぱい甘えさせてもらって、じんにはいっぱい褒めてもらって。
ご飯食べてみよう。って思った。
でも。いざご飯を目の前にしてみるとやっぱり怖い。
お箸は手に持っている。
茶碗ももっている。
でも箸を口に近づけることができないでいた。
優「れん？どした？」
廉「こわくなっちゃった…」
優「そっか。こわいよなぁ…大丈夫だいじょうぶ。どうなっちゃっても俺がそばにいるから」
優太が頭を撫でてくれた。
うん。大丈夫。いける。
俺は勇気を出して米を口に運んだ。
あ。
「うまい…」
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優太side
廉「うまい…」
廉の口から美味いの言葉。
何か月ぶりだろう。
そう思ったら
俺のなかのいろんな感情がぐちゃぐちゃになって…
ッ…ｳｯ‥‥
込み上げてくるものを隠すように廉に背を向けた。
そんな俺の背中に廉の声がした。
廉「優太ぁ。…ほんまに…ありがとう…。美味いよ。ほんとにうまい。
優太がいてくれたから、俺…ここまでこれたと思う。ありがとう…」
そんなん言われたら…
本格的に泣きそうになってしまったその瞬間、ドアが開いた。
紫「あれぇ！廉、飯イケてるん？！すげぇじゃん！！」
じん「ほんとだ！！やったね！！……ん？あれ？優太？なんかあった？」
じんに顔を覗きこまれた。
優「なんだよぉ！！…なんもない！ ね！ほんと廉よかった！！退院目前だね！！」
俺は慌てて出かけた涙をぬぐい前を向いた。
じんと紫耀が顔を見合わせてニタニタしてるのが見えたけどまぁいいや…
俺は、じんと紫耀に褒められて更にニコニコになってる廉をみて、
本当によかったと、またほっと息を吐いた。
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na.(プロフ) - 月海さん» いつもありがとうございます！優しい世界のお話を意識して書いてるのでそう言ってもらえるとのは本当に嬉しいです♡廉くんどうなるでしょうか…続き、楽しみに待っていてくれたら嬉しいです^_^ (3月7日 19時) (
レス) id: acd47871e5 (このIDを非表示/違反報告)
月海(プロフ) - このお話が大好きです。登場人物の皆さん全てが優しくて 私の癒しです。でも廉君心配です 岸お兄ちゃんに本当の気持ちを 吐き出せると良いですね。 (3月7日 1時) (レス) @page21 id: 8c6ed5089e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：na. | 作成日時：2024年1月28日 12時
