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山田side
今日は夜勤。
いつも通り巡回をしていたら、キッズルームの方から大きな泣き声が聞こえた。
え？誰？こんな時間に。
そもそも今使用時間外だし…
恐る恐る近づいてみると、見慣れた背中が。
俺の見たことない姿の廉と、そんな廉に優しく寄り添う優太だった。
ほんとはこんな時間にここ使っちゃだめだよ。って言わなきゃいけない所だけど…
…今はいいや。そんなこととてもじゃないけど言える雰囲気じゃない。
それに…やっと廉、ほんとの気持ち優太に言えてるみたいだし。
治療、これでうまく進むといいな…
なんて思ってたら後ろから声を掛けられた。
紫「山田くん、お疲れ様です。すんません…兄と弟が大騒ぎしてて」
山「お。紫耀も夜勤だったんだ。お疲れ。」
紫「はい。あっちから巡回してたらこっちですごい泣き声して…何事かと思ったらまさかの身内っていう…笑 ほんとすんません…」
山「俺も逆側から回ってたらすごい声して慌ててこっちきたんよ。笑 でもよかったじゃん。廉、泣けて」
紫「そうっすね。ちょっと想像以上だけど。笑 さすが優太。やっぱこういう時の廉には優太が一番いいんだよなぁ。なんかちょっと悔しいけど。笑」
山「ははっ。なんだろうね。優太ってそういう特別ななんかあるよね。笑 謎の包容力。笑」
紫「そうすね。笑 …って俺ら、2人にバレる前にここどきましょうかね…。…あ、あそこの時間外の使用申請、後出しになっちゃうけど俺出しておくんで山田君は気にしなくていいすよ。明日からの廉の治療もよろしくお願いします」
山「お。悪いね。申請ありがと。うん。廉の事はまかせて。紫耀も忙しいと思うけど身体気を付けてね。
じゃ。俺巡回の続きするわー。おつかれ」
紫耀は「あざす」と頭を下げ踵を返した。
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na.(プロフ) - 月海さん» いつもありがとうございます！優しい世界のお話を意識して書いてるのでそう言ってもらえるとのは本当に嬉しいです♡廉くんどうなるでしょうか…続き、楽しみに待っていてくれたら嬉しいです^_^ (3月7日 19時) (
レス) id: acd47871e5 (このIDを非表示/違反報告)
月海(プロフ) - このお話が大好きです。登場人物の皆さん全てが優しくて 私の癒しです。でも廉君心配です 岸お兄ちゃんに本当の気持ちを 吐き出せると良いですね。 (3月7日 1時) (レス) @page21 id: 8c6ed5089e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：na. | 作成日時：2024年1月28日 12時
