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‐診察室‐
優太side
診察室に行くと山田君だけがいた。
山「おう。お疲れ」
優「お疲れっす。…廉は？」
山「焦んなって。廉、体力的にもう限界そうだったからとりあえず病室連れてった。
部屋○○号室ね。入院はわりとすぐに納得してくれたよ」
優「そうすか…すんません。面倒かけて。…廉…どんな感じでしたか？」
山「うーん…そうねぇ…時間は…やっぱりかかるかもしれなかな…廉次第だけど…
とりあえず、食べようと思えるようになること。そして食べれるようになること。そして自分の感情を素直に出せるようになること。
逆にそれができれば明日でも退院できる」
優「むつかしそう…ですか？」
山「同じことになっちゃうけど本人次第。今、完全に食べ物も飲み物も受け付けなくなっちゃってるから、口から物入れるの怖がってそう。点滴ですむならそれでいいって考えだと厳しい。
…後はホントの感情ださないようにずっと無気力の状態か無理に笑ってる状態だから…そこを誰か1人でもいいから素直に話せたらって感じかな…」
優「…了解です。ありがとうございます。…廉のとこ、行ってきていいですか？」
山「うん。行ってきな」
診察室を出ようとした俺の背中に山田君の声がした。
山「優太。わかってると思うけど、背負いすぎんなよ。おまえのせいじゃほんとにないし、
おまえまで倒れたらシャレにならない」
俺はまた出てきてしまった涙をこらえて「はい。あざす」とドアに向かって返事した。
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na.(プロフ) - 月海さん» いつもありがとうございます！優しい世界のお話を意識して書いてるのでそう言ってもらえるとのは本当に嬉しいです♡廉くんどうなるでしょうか…続き、楽しみに待っていてくれたら嬉しいです^_^ (3月7日 19時) (
レス) id: acd47871e5 (このIDを非表示/違反報告)
月海(プロフ) - このお話が大好きです。登場人物の皆さん全てが優しくて 私の癒しです。でも廉君心配です 岸お兄ちゃんに本当の気持ちを 吐き出せると良いですね。 (3月7日 1時) (レス) @page21 id: 8c6ed5089e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：na. | 作成日時：2024年1月28日 12時
