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‐病室‐
山田side
点滴中の廉が寝たのを確認して優太に聞いた。
山「優太なにこれ？どゆこと？」
優「山田君ほんとすんません。…でも…俺もわかんないんです…」
山「は？おまえら一緒に住んでんじゃないの？紫耀も知らないの？」
優「住んでんですけど…最近すれ違いばっかりで…紫耀は多分もっと知らない…」
それから優太は、やや言葉につまりながらも今把握していることを全部教えてくれた。
優「‥俺・・・があの時もっと強引に話聞いてたら…」
めずらしく泣きそうになっている優太の目を見ながら俺は言った。
山「気持ちはわかるけど。…おまえがそんなんでどうするの？
…ほら。しっかりしな。廉の事、一緒に助けるよ。この後ちゃんとカウンセリングもするし細かい検査もするけど…
ここに連れてきたってことは優太も気づいてるんでしょ？廉、拒食症になってるし精神ケアもかなり必要な状態。俺は入院したほうがいいと思うけどどう思う？」
優「・・・俺も…そのほうがいいと思います。ちゃんと治療してやりたい」
山「ん。じゃ。その方向で。優太。これ長期戦になるかもしれないから覚悟決めなよ。
でも。おまえのせいじゃないから。そこは気にすんな」
ぽんと背中を叩くと同時に優太の目から大粒の涙がこぼれた。
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優太side
1時間後。
点滴が終わった廉。
まずは精密検査から行った。
そして今は山田君にカウンセリングをしてもらってる。
俺は早速出てきた廉の検査数値を見ながら、今後の事を考えてた。
やはり数値的にも問題があった項目は全て拒食症に該当する部分。
体重も俺が思っていたよりずっと少なかった。
昨日まで学校行っていたのが奇跡なくらいだ。
もともとダボっとした洋服の着方を好む廉だから気づきにくかったのはある。
それにしても…だよな…とまた自分を責めかけたが、山田君の言葉を思い出してぐっとこらえた。
そうしていたらPHSが鳴って山田君に呼ばれた。
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na.(プロフ) - 月海さん» いつもありがとうございます！優しい世界のお話を意識して書いてるのでそう言ってもらえるとのは本当に嬉しいです♡廉くんどうなるでしょうか…続き、楽しみに待っていてくれたら嬉しいです^_^ (3月7日 19時) (
レス) id: acd47871e5 (このIDを非表示/違反報告)
月海(プロフ) - このお話が大好きです。登場人物の皆さん全てが優しくて 私の癒しです。でも廉君心配です 岸お兄ちゃんに本当の気持ちを 吐き出せると良いですね。 (3月7日 1時) (レス) @page21 id: 8c6ed5089e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：na. | 作成日時：2024年1月28日 12時
